特許
J-GLOBAL ID:200903027450838730
ロータリダンパ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-204369
公開番号(公開出願番号):特開平5-044761
出願日: 1991年08月14日
公開日(公表日): 1993年02月23日
要約:
【要約】【目的】 減衰トルクを調整可能にする。【構成】 揺動軸1を挟んで対称位置にある油室18Aと18B、油室19Aと19B間をそれぞれ連通する通路5A、5Bと、一方の隔壁15をケーシング2に固定する並列する2本の中空ピン17A、17Bと、油溜室22の作動油を油室18Aと19Aに導くチェック弁27を備える。隔壁15の両側に位置する油室18Aと19Aを中空ピン17A、17Bとバイパス通路31とを介して油溜室22に接続する。バイパス通路31と中空ピン17A、17Bの間に別のチェック弁33を設けるとともに、バイパス通路31の通路断面積を変更する減衰力調整手段34を備える。
請求項(抜粋):
円筒状のケーシングの内側に同心的に配置された揺動軸の対称位置にベーンを設け、ケーシングの対称位置に隔壁を形成し、これらのベーンと隔壁とベーンの両端に近接するサイドプレートとによりケーシングの内側に4個の油室を画成し、ベーンの摺動間隙を経由してこれらの油室間を流通する作動油の流通抵抗により揺動軸の揺動に対する減衰力を発生させるとともに、これらの油室の油量変動を補償する油溜室と、油溜室の作動油を油室に導くチェック弁とを備えたロータリダンパにおいて、揺動軸を挟んで対称位置にある油室間を連通する通路と、前記隔壁の一方をケーシングに固定する並列する2本の中空ピンと、この隔壁の両側に位置する油室をそれぞれ中空ピンを介して前記油溜室に接続するバイパス通路と、バイパス通路から各中空ピンへの作動油の流入を阻止する別のチェック弁と、バイパス通路の通油断面積を変更する減衰力調整手段とを備えたことを特徴とするロータリダンパ。
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