特許
J-GLOBAL ID:200903027454194420

能動型振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-068583
公開番号(公開出願番号):特開平11-264443
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】荷重の変化に伴って伝達関数が変化しても、良好な振動低減制御を実行したい。【解決手段】ステップ101においてインヒビット信号NPを読み込み、ステップ102に移行しインヒビット信号NPがオンであるか否かを判定し、判定が「YES」であれば、ステップ103に移行し収束係数μF R の両方を基準値μ0 に設定する。ステップ102の判定が「NO」の場合には、ステップ104に移行しリバースランプ信号RLを読み込み、ステップ105でリバースランプ信号RLがオンか否かが判断され、ここでリバースランプ信号RLがオフであれば、ステップ106に移行し、収束係数μF は大きめの増加補正値μ+ に設定し収束係数μR は小さめの減少補正値μ- に設定する。リバースランプ信号RLがオンであれば、ステップ105からステップ107に移行し、収束係数μF は減少補正値μ- に設定し収束係数μR は増加補正値μ+ に設定する。
請求項(抜粋):
振動体及び支持体間に介在し能動的な支持力を発生可能な防振支持装置と、前記支持体側の振動が低減するように前記防振支持装置を駆動させる駆動制御手段と、を備えるとともに、前記防振支持装置は、前記振動体及び前記支持体間に介在する支持弾性体によって画成され且つ流体が封入された流体室を有し、その流体室の隔壁の一部を振動させることにより前記能動的な支持力を発生するようになっており、前記駆動制御手段は、前記振動体の振動発生状態を検出し基準信号として出力する基準信号生成手段と、前記支持体側の残留振動を検出し残留振動信号として出力する残留振動検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号及び前記適応ディジタルフィルタに基づいて前記防振支持装置を駆動させる駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、前記基準信号及び前記残留振動信号に基づき且つ適応アルゴリズムに従って前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、を備えており、さらに、前記防振支持装置に加わる荷重を検出又は推定する荷重検出手段と、この荷重検出手段の検出又は推定結果に基づいて前記フィルタ係数更新手段による前記フィルタ係数の更新量を調整する更新量調整手段と、を設けたことを特徴とする能動型振動制御装置。
IPC (4件):
F16F 15/02 ,  B60K 5/12 ,  F02D 45/00 314 ,  F16F 13/26
FI (5件):
F16F 15/02 A ,  F16F 15/02 G ,  B60K 5/12 F ,  F02D 45/00 314 Z ,  F16F 13/00 630 C
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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