特許
J-GLOBAL ID:200903027460611009

コンクリート躯体打継ぎ方法及び打継ぎユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020938
公開番号(公開出願番号):特開平7-229296
出願日: 1994年02月18日
公開日(公表日): 1995年08月29日
要約:
【要約】【目的】 特に逆打ち工法で上階の梁と下階の壁とを打継ぐ作業効率を高める打継ぎ方法と打継ぎユニットを提供する。【構成】 コッターを形成する凹凸部51aを有する仕切板51とスパイラル筋50たる補強筋とを一体化して成る打継ぎユニット5を梁型枠3の開口部4に設置し、開口部4からスパイラル筋50の下部を若干下方へ突出せしめた打継ぎ部6を形成する。先行躯体1のコンクリート7を打設し、コンクリート7の強度発現後に梁型枠3を撤去し地盤8を掘削する。打継ぎ部6の下に後行躯体2たる壁部分の鉄筋20を配筋し、コンクリート22を打設して先行躯体1のコンクリート7と打継ぐ。【効果】 差し筋は不要であり型枠の孔開け作業等の面倒な作業がなく、コンクリート打継ぎの施工性の向上に大きく寄与する。
請求項(抜粋):
イ) 先行躯体の型枠は、その打継ぎ面の一部に開口部を形成して仮設すること、ロ) コッターを有する仕切板と補強筋とを一体化して成る打継ぎユニットを前記型枠の開口部に設置し、当該開口部から前記補強筋の一部を突出せしめた打継ぎ部を形成すること、ハ) 先行躯体のコンクリートを打設し、当該コンクリートが所定強度を発現した後に型枠を撤去すること、ニ) 前記打継ぎ部に後行躯体を設けて前記先行躯体と打継ぐこと、を特徴とする、コンクリート躯体打継ぎ方法。

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