特許
J-GLOBAL ID:200903027462297077

受信信号補正方式及び直交周波数分割多重信号伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-299173
公開番号(公開出願番号):特開平11-136207
出願日: 1997年10月30日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 高速移動時にはシンボル間での受信信号の位相変動が、低速移動時や停止時のそれに比べて大きくなるため、シンボル間で受信信号の位相変動が±45度以上となり、正確な復号ができなくなる。【解決手段】 検出回路313は、差動復号回路312から出力された受信複素データと判定結果とを受け、そのシンボルでの位相変動量を検出して保持し、前シンボルでの位相変動量との差である変化率を求める。その変化率が±45度以内であれば、判定結果はそのままにし、変化率が±45度より大きな値であれば、検出回路313は隣接の信号点を判定結果として選び、変更後の判定結果の位相変動量との変化率が±45度以内であれば、判定結果をその隣接の信号点に変更するように復号値修正回路314に指示する。復号値修正回路314は、検出回路313の指示に従い復号値を修正する。
請求項(抜粋):
受信した差動多値PSK変調波に対して離散的フーリエ変換して複素データを復調する演算部と、前記演算部の複素データを差動復号する差動復号回路と、前記差動復号回路で復号された復号値と信号点のどれか一つの判定結果とを受け、それらから受信信号の位相変動量を検出し、その位相変動量の複数シンボル間の変化率を演算して求め、その変化率が所定値より小さいときはその復号値をそのまま用い、前記所定値以上のときは、前記判定結果に隣接するより変化率の少ない信号点を判定結果として選んで復号値の修正指示信号を出力すると共に、前記検出位相変動量を前記隣接の信号点を選んだときの位相変動量に修正して保持する検出回路と、前記差動復号回路の出力復号値を受け、前記検出回路から前記修正指示信号が入力されたときは復号値を修正して出力し、前記修正指示信号が入力されないときはそのまま入力復号値を出力する復号値修正回路とを有することを特徴とする受信信号補正方式。
IPC (3件):
H04J 11/00 ,  H04B 7/01 ,  H04L 27/22
FI (3件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 7/01 ,  H04L 27/22 A

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