特許
J-GLOBAL ID:200903027462649534

内燃機関の可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-136202
公開番号(公開出願番号):特開平11-324625
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月26日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の再始動を容易にする。【解決手段】 最大リフト位置Hを基準に、ロッド状リンク17側に0リフト位置Lを、またリング状リンク13側に中リフト位置Mを設定し、コントロールシャフト14を0リフト位置Lから中リフト位置Mに向けて付勢する戻りばね24を設ける。コントロールシャフト14は、アクチュエータの抜力時に0リフト位置Lと中リフト位置Mとの間のいずれの位置にあっても、戻りばね24によって中リフト位置Mに移動されて、バルブが開き得る状態となるので、内燃機関の再始動が容易となる。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸によって回転駆動されるカムシャフトと、該カムシャフトの外周面に固定された回転カムと、前記カムシャフトにほぼ平行に配設されたコントロールシャフトと、該コントロールシャフトと一体の制御カムと、該制御カムによって揺動自在に支持されたロッカーアームと、前記カムシャフトによって揺動自在に支持された揺動カムと、前記回転カムに回転自在に嵌合して該回転カムと前記ロッカーアームの一端部とを連結するリング状リンクと、前記ロッカーアームの他端部と前記揺動カムとを連結するロッド状リンクと、前記コントロールシャフトを所定の角度範囲で回動させるアクチュエータと、該アクチュエータを内燃機関の運転条件に応じて駆動制御する制御手段とを備え、前記カムシャフトの回転を、前記回転カム、前記リング状リンク、前記ロッカーアーム、前記ロッド状リンクを介して前記揺動カムに揺動運動として伝達しバルブを開閉するとともに、前記制御手段による前記コントロールシャフトの回転に伴う前記制御カムの回転により前記揺動カムの揺動角度を変更してなる内燃機関の可変動弁機構において、前記コントロールシャフトの回転を回動範囲の一方の端部に設けた0リフト位置で停止させる0リフト位置ストッパーと、前記コントロールシャフトの回転を回動範囲の他方の端部に設けた中リフト位置で停止させる中リフト位置ストッパーと、前記コントロールシャフトの回動範囲内における前記0リフト位置と前記中リフト位置との間に設けられ、前記コントロールシャフトの中心と前記カムシャフトの中心とを結ぶ線分上又はこの近傍に設定された最大リフト位置を経由して前記コントロールシャフトを前記0リフト位置から前記中リフト位置に向けて付勢する第1の付勢部材とを備えることを特徴とする内燃機関の可変動弁機構。
IPC (2件):
F01L 13/00 301 ,  F01L 13/00
FI (2件):
F01L 13/00 301 H ,  F01L 13/00 301 X

前のページに戻る