特許
J-GLOBAL ID:200903027468144663
大環状ポリ(アルキレンジカルボキシレート)オリゴマーの重合方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-290696
公開番号(公開出願番号):特開平8-253573
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1996年10月01日
要約:
【要約】【課題】 分子量が大きくて寸法安定性が高いポリエステルを大環状オリゴマーから製造する新規な方法。【解決手段】 大環状ポリエステルオリゴマーを約160〜300°Cの温度でジ-(1-ブチル)-2,2-ジメチルプロパン-1,3-ジオキシチタネート、ビス(2,2-ジメチル-1,3-プロピレン)チタネートまたは1-(1-ブトキシ)-4-メチル-2,6,7-トリオキサ-1-チタナビシクロ[2.2.2]オクタンのような環状チタン触媒と接触させることによって線状ポリエステルに変換する。このような触媒は活性が高く、非常に高分子量で線状または分枝のポリエステルを生成する。
請求項(抜粋):
約160〜300°Cの範囲内の温度で、式【化1】[式中、R1 は原子数約2〜8個の直鎖を含有するアルキレン基またはモノオキシアルキレン基またはポリオキシアルキレン基であり、Aはm-結合またはp-結合した単環式の芳香族または脂環式の基である]の構造単位を含む少なくとも1種の大環状ポリエステルオリゴマーを、少なくとも一部が式【化2】[式中、R2 はアルキル基であるかまたは2つのR2 基が一緒になって二価の飽和脂肪族炭化水素基を形成し、R3 はC2-10の二価または三価の飽和脂肪族炭化水素基であり、R4 はメチレン基またはエチレン基であり、nは0または1である]を有する少なくとも1種のチタン含有大環状ポリエステルオリゴマー重合触媒と接触させることからなる、ポリエステルの製造方法。
前のページに戻る