特許
J-GLOBAL ID:200903027471273679

細胞間接着及びシグナル伝達を媒介する細胞表面分子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-062217
公開番号(公開出願番号):特開平11-029599
出願日: 1998年02月26日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 リンパ球系細胞間の細胞間接着の媒介と該細胞の活性化及び/または細胞機能の制御に係わるシグナル伝達という両面の機能を併せ持った新規な細胞表面分子を同定するとともにその構造的及び生物学的な性状を明らかにすることを課題とする。さらに、該分子または該分子に対する抗体等を用いることによる種々の自己免疫疾患や炎症性疾患の治療または予防に有用な医薬品を提供することを課題とする。【解決手段】 自己免疫疾患やアレルギー疾患などにおいて重要な働きをするリンパ球系細胞の細胞表面分子に対するモノクローナル抗体の中から、胸腺細胞、ConA刺激活性化リンパ球及び末梢血リンパ球に特異的に発現し、且つ該細胞の細胞間接着を誘導するモノクローナル抗体を見出し、該モノクローナル抗体が認識する新規細胞表面分子を単離、同定するとともに、該分子の機能を解析した。さらに、該分子に対する抗体が、自己免疫疾患やアレルギー疾患の病状を有意に抑制することを見出した。
請求項(抜粋):
下記の特徴を有する細胞表面分子を構成するポリペプチド:(a)少なくとも胸腺細胞及びマイトジェン(mitogen)で刺激したリンパ芽球細胞で発現する;(b)該細胞表面分子に反応性を有する抗体は、マイトジェンで刺激したリンパ芽球細胞間の接着を誘導する;(c)該細胞表面分子に反応性を有する抗体は、CD3に反応性を有する抗体との共存下で末梢血リンパ球の増殖を誘導する;(d)細胞外領域にPhe-Asp-Pro-Pro-Pro-Pheで表わされる部分アミノ酸配列を有する;及び(e)細胞内領域にTyr-Met-Phe-Metで表わされる部分アミノ酸配列を有する。
IPC (15件):
C07K 14/705 ,  A01K 67/027 ,  A61K 39/395 ABA ,  A61K 39/395 ABE ,  C07K 16/18 ,  C07K 16/28 ,  C07K 19/00 ,  C12N 1/21 ,  C12N 5/10 ,  C12N 15/02 ,  C12N 15/09 ZNA ,  C12P 21/02 ,  C12P 21/08 ,  C12R 1:19 ,  C12R 1:91
FI (13件):
C07K 14/705 ,  A01K 67/027 ,  A61K 39/395 ABA D ,  A61K 39/395 ABE N ,  C07K 16/18 ,  C07K 16/28 ,  C07K 19/00 ,  C12N 1/21 ,  C12P 21/02 C ,  C12P 21/08 ,  C12N 5/00 B ,  C12N 15/00 C ,  C12N 15/00 ZNA A

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