特許
J-GLOBAL ID:200903027476929084

地絡方向継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-259165
公開番号(公開出願番号):特開平5-103417
出願日: 1991年10月07日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【目的】 非接地系三相三線式配線等で一線完全接地時の地絡電流が大きく、零相電圧が発生しにくい配電系統においても動作する地絡方向継電器の提供を目的とする。【構成】 一般の地絡方向継電器の回路に高感度回路10を設ける。この高感度回路10は、例えば零相電流要素20側のレベル検出回路23の出力と、零相電圧要素30側のレベル検出回路33の出力をインバータ回路12で、反転した信号とのアンド条件をとり、零相電圧要素30側のレベル検出回路33の設定レベル以下で、且つ零相電流要素20側のレベル検出回路23の設定レベル以上のとき地絡検出信号を出力する。
請求項(抜粋):
零相電圧と零相電流が設定レベルに達したとき、波形整形した零相電圧分と零相電流分との信号を位相判別回路で位相比較して地絡事故を検出する地絡方向継電器において、前記零相電圧が設定レベルに達しないときでも零相電流が設定レベルを越えたときは地絡検出信号を出力し、且つ零相電圧が設定レベルに達したときには地絡検出信号の出力を停止する高感度回路を付設したことを特徴とする地絡方向継電器。

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