特許

J-GLOBAL ID：200903027483147385

ラミネートテープの製造装置

発明者： 塩澤 康之 ,  鈴木 保男 ,  塚本 保夫 ,  紅林 泉好
出願人/特許権者： 日立電線株式会社
代理人 (1件)： 松本 孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-048660
公開番号（公開出願番号）：特開平5-246609
出願日： 1992年03月05日
公開日（公表日）： 1993年09月24日
要約：

【要約】【目的】ポリイミドテープの張力変動の影響を防止し、且つ遠赤外線炉内への保護テープの巻き込まれを防止するラミネートテープの製造装置を提供する。【構成】スプロケットホイール17は、スタンド18に取り付けられスピードコントロールモータ19により駆動されるラミネータ材料送り出しリール1によりラミネータ材料が送り出されている。押さえロール21はラミネート材料より剥離された保護テープ32のガイドロール22への案内の役目をしている。ガイドロール22は回転方向が一方向だけになる仕組みで、光電スイッチ23による回転検出の為の穴が4つ設けられており、保護テープ32の搬送及び巻込まれを確認する。押さえロール24は保護テープ剥離後のポリイミドフィルム30と接着剤31の案内を行っているが、フィルムの接着剤塗布面を押さえる為接着剤に触れぬ様な形状をしている。アキュームレートボックス25は4箇所に光電スイッチ26を有し、フィルムのたるみ量を検出してスプロケットホイール17の駆動モータのスピードを調整するようにしている。

請求項（抜粋）：

ポリイミドテープ、接着剤、保護テープにより構成されるラミネータ材料から前記保護テープを剥がし、前記接着剤上に銅箔を圧着し、ラミネートテープ巻取りリールに巻取るラミネートテープの製造装置において、動力機構により駆動されるラミネータ材料送り出し用のスプロケットホイールと、該スプロケットホイールからのラミネータ材料の脱落防止、及び剥離された保護テープを案内するための2種類の押さえロールと、前記スプロケットホイールの片方の押えロールで剥離された保護テープを保護テープの巻取りリールへ案内する一方向回転のみのガイドロールと、もう一方の押えロールより送り出されたラミネータ材料をループ状に支える一対のガイドロールと該ループ長検出用の複数の透過型光電スイッチより成るアキュームレートボックスとを有し、前記ラミネートテープ巻取りリールの巻取速度を前記アキュームレートボックスのループ長検出器により自動調節することを特徴とするラミネートテープの製造装置。