特許
J-GLOBAL ID:200903027494429617

図形処理システムにおけるピック入力方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 穣平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-112410
公開番号(公開出願番号):特開平5-290136
出願日: 1992年04月06日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 図形処理システムにおいて入力時のピック入力位置の確認を効率的に行う方式。【構成】 図形描画手段21によってフレームバッファ24のイメージに展開され、図形表示装置30の画面上に現在表示されている図形に対して、入力装置40からピック入力手段25によって入力を行う際に、現在図形表示されている画面上では当該図形の指示が困難である場合に、領域拡大手段26によって入力カーソル周辺の領域を部分的に領域を拡大して表示することにより、オペレータのピック入力位置の確認を容易にして入力を行う。【効果】 ピック入力位置周辺の領域を部分的に拡大表示することにより、位置確認効率を高め、利用者プログラムの負担を軽減する。
請求項(抜粋):
利用者プログラムの指示により図形の描画等を行う図形データ及び図形コマンドと、該コマンドをセグメント格納域と呼ぶ記憶域に保持管理し、利用者プログラムの指示によりその内容を一括出力して描画を行う機能を有し、ピック入力機能により利用者プログラムの指示によって入力装置から座標値の入力を行い、該座標値を含む図形を描いたセグメントを応答として返す機能を有するシステムにおいて、前記利用者プログラムから図形コマンドのセグメントへの登録要求により登録を行う図形コマンドセグメント登録手段と、該図形コマンドセグメント登録手段の実行により図形コマンドによって描かれる図形データをフレームバッファ上に展開し、前記利用者プログラムからのセグメントの再描画要求により前記セグメント格納領域から図形コマンドを取り出し、該図形コマンドによって描かれる図形データをフレームバッファ上のイメージに展開し、フレームバッファに書き込む図形描画手段と、入力装置からのオペレータ入力により前記利用者プログラムがピック入力要求を行った時に、領域拡大表示手段を呼び出し、前記入力装置から入力された座標値から検索される図形の識別情報を、前記利用者プログラムへの応答として返すピック入力手段と、該ピック入力手段から呼び出され前記入力装置から入力された座標値から拡大対象となる領域と、該領域を拡大表示する領域を求め、拡大対象となる領域の図形の表示前のイメージを保存し、該領域上に拡大表示を行い、ピック入力終了後復元して制御を再び前記ピック入力手段に戻す領域拡大表示手段とを有することを特徴とする図形処理システムにおけるピック入力方式。

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