特許
J-GLOBAL ID:200903027495898866

1,9-ノナンジアールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-083870
公開番号(公開出願番号):特開平7-267890
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 (a)ロジウム化合物、(b)一般式PR1 R2 R3 (R1 、R2 およびR3 はC1〜10のアルキル基かアリール基を表し、そのいずれか一つはスルホン酸のアルカリ金属塩を置換基とする)の第3級ホスフィン、および(c)分子量300以上のポリアルキレングリコール誘導体の存在下に7-オクテン-1-アールのヒドロホルミル化反応を実施し、反応混合液の水抽出操作によりロジウム化合物、第3級ホスフィンおよびポリアルキレングリコール誘導体を抽出分離し、分離水層の水を蒸発させた触媒成分を含むポリアルキレングリコール誘導体の一部か全部を反応器に再循環するとともに、抽残層より1,9-ノナンジアールを取得する1,9-ノナンジアールの製造方法。【効果】 反応装置内には原料とヒドロホルミル化反応生成物以外に少量のポリアルキレングリコール誘導体しかなく、容積効率がすぐれ、反応活性も高まるので、ロジウム使用量も少なく、高生産性で経済的に製造できる。
請求項(抜粋):
7-オクテン-1-アールと水素および一酸化炭素を反応させるに際し、(a)ロジウム化合物(b)一般式PR1 R2 R3 (ここで、R1 、R2 およびR3 は炭素数1以上10以下のアルキル基またはアリール基を表し、R1 、R2 およびR3 のうちいずれか一つの基はスルホン酸のアルカリ金属塩を置換基として有する)で表される第3級ホスフィン(c)分子量300以上のポリアルキレングリコール誘導体の存在下に該反応を実施し、得られた反応混合液に対して水による抽出操作を施すことによって反応混合液からロジウム化合物、第3級ホスフィンおよびポリアルキレングリコール誘導体を抽出分離し、分離された水層の水を蒸発させて得られる触媒成分を含むポリアルキレングリコール誘導体の一部もしくは全部を反応器に循環して再使用するとともに、抽残層より1,9-ノナンジアールを取得することを特徴とする1,9-ノナンジアールの製造方法。
IPC (7件):
C07C 47/12 ,  B01J 31/06 ,  B01J 31/22 ,  B01J 31/24 ,  C07C 45/50 ,  C07C 45/80 ,  C07B 61/00 300

前のページに戻る