特許
J-GLOBAL ID:200903027497492735
銅又は銅合金極細線の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-345015
公開番号(公開出願番号):特開2006-156129
出願日: 2004年11月29日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 直径30μm未満に伸線しても断線が発生しにくい銅又は銅合金極細線の製造方法を提供する。 【解決手段】 長さがT(mm)の銅合金母材から直径が30μm未満の銅合金極細線を製造する場合、先ず、ロータリーポンプにより反応管1内を1×10-1Pa程度に真空引し、次に、原料5として所定量の銅線及び銀線が充填されたるつぼ3の全体を発熱体4により1200°Cに加熱して原料5を溶解し、更に、溶融状態の原料を1200°Cで(T/15)時間以上保持して原料5に含まれるSiO2及びAl2O3等の異物を浮上させる。その後、反応管1に沿って5乃至50mm/分の速さで発熱体4を上方に移動させ、溶融状態の原料を一方向凝固させることにより銅合金母材を得る。そして、この銅合金母材の上部の異物が含まれている部分を除去した後、伸線加工して銅合金細線とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
長さがT(mm)の銅又は銅合金母材から直径が30μm未満の銅又は銅合金極細線を製造する方法において、銅又は銅合金からなる素材を含む原料を溶解して溶融状態で(T/15)時間以上保持する工程と、この溶融状態の原料を一方向凝固法により下方から上方に向かって凝固させて銅又は銅合金母材を得る工程と、この一方向凝固した銅又は銅合金母材を伸線加工する工程と、を有することを特徴とする銅又は銅合金極細線の製造方法。
IPC (3件):
H01B 13/00
, B21C 1/00
, B22D 27/04
FI (3件):
H01B13/00 501C
, B21C1/00 B
, B22D27/04 E
Fターム (3件):
4E096EA04
, 4E096EA13
, 4E096KA19
引用特許:
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