特許
J-GLOBAL ID:200903027502455320
モータ共振周波数減衰用フィルタの定数値設定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-037043
公開番号(公開出願番号):特開平6-253564
出願日: 1993年02月25日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】【目的】サーボアナライザ等の計測器を用いることなく容易に負荷と連結されたモータの共振周波数を求める。【構成】負荷Fと連結されたモータMをPID制御回路1とは別に乱数発生回路4の不規則な周波数成分を有する乱数信号にて駆動し、その時のモータMの回転速度を検出器8により検出して記憶部9に記憶させる。そして、記憶されたモータMの回転速度データをコンピュータ11により解析して周波数スペクトルに分解する。その周波数スペクトルから共振周波数を求めてノッチフィルタ6の定数値を設定する。従って、乱数発生回路4、記憶部9等を付加した安価な構成で、サーボアナライザ等の測定器を用いることなく容易に共振周波数を求めることができる。
請求項(抜粋):
負荷と連結されたモータの回転時に、モータの回転速度の目標値と検出手段により検出されたモータの回転変化量の実際値との偏差に基づいて、モータの回転速度をフィードバック制御する制御手段と、その制御手段の制御信号に基づいてモータを駆動させる駆動手段との間に設けられ、前記制御手段の制御信号のモータ共振周波数を減衰させるフィルタにおいて、前記制御手段とは別に不規則な周波数からなるモータ駆動信号を駆動手段に出力してモータを駆動し、前記検出手段により検出されたモータの回転変化量を記憶し、その記憶されたモータの回転変化量のデータに基づいて共振周波数を求め、その共振周波数に基づいて前記フィルタの定数値を設定するようにしたことを特徴とするモータ共振周波数減衰用フィルタの定数値設定方法。
引用特許:
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