特許
J-GLOBAL ID:200903027503051231

有機発光素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113149
公開番号(公開出願番号):特開平11-307266
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 単色性に優れた有機発光素子を提供することを目的とする。【解決手段】 有機発光層94には透明電極92および金属電極95からそれぞれ正孔および電子が注入されて発光が生じる。発光した光は低屈折率の有機発光層94とガラス基板91に挟まれた高屈折率の透明電極926により形成される光導波路に閉じこめられ、導波光としてガラス基板91に平行な方向に伝搬する。光導波路内には周期的に形成された誘電体により屈折率の周期的分布が形成されており、導波光はその周期に対応する特定の波長の光に対して回折する光が逆方向に伝搬するので共振器が形成され、この共振器で決定される特定の波長の光だけが強く発光する。
請求項(抜粋):
基板上に少なくとも陽極、発光層を含む有機薄膜層および陰極が形成され、有機薄膜層に陽極および陰極からそれぞれ正孔および電子が注入されることにより発光層にて発光が生じる有機発光素子において、前記発光層に近接する領域を含んで発光層よりも屈折率の高い層を前記発光層と光学的に結合させ、かつ、前記発光層で発光する光を基板表面に対して平行な方向に伝搬させる光導波路を形成し、この光導波路の一部または全体に実効屈折率が基板表面に対して平行な一定方向に周期的に変化している領域が形成されていることを特徴とする有機発光素子。
IPC (2件):
H05B 33/22 ,  H05B 33/14
FI (2件):
H05B 33/22 Z ,  H05B 33/14 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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