特許

J-GLOBAL ID：200903027512294899

トランスコンダクタ回路

発明者： 長谷川 恭正
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 隆久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-110565
公開番号（公開出願番号）：特開2002-314374
出願日： 2001年04月09日
公開日（公表日）： 2002年10月25日
要約：

【要約】【課題】同相ゲインを抑えることができ、線形性が良く、安定したフィルタを構成できるトランスコンダクタ回路を提供する。【解決手段】MOSトランジスタM1とM2によってソース接地差動対を構成し、トランジスタM1とM2のドレインに負荷用トランジスタP1とP2を接続し、差動対によって出力される差動出力信号の同相成分及び所定の基準信号に応じて差動出力信号の同相成分を制御する制御信号を生成し、負荷用トランジスタのゲートに入力し、さらに差動対の出力端子に接続されるキャパシタC1とC2の他方の端子を制御信号の出力端子に接続する。差動対をなすトランジスタM1,M2及び負荷用トランジスタP1,P2のサイズを適宜設計し、また必要に応じてトランジスタM1,M2にバイパス電流源を設けることによって同相ゲインを抑制でき、線形性がよくかつ安定したフィルタ回路を実現できる。

請求項（抜粋）：

第1の入力信号がゲートに印加され、ソースが接地されている第1の差動トランジスタと、第2の入力信号がゲートに印加され、ソースが接地されている第2の差動トランジスタと、上記第1と第2の差動トランジスタの出力端子から得られた出力信号の同相成分と基準信号に応じて、制御信号を出力する同相成分制御回路と、上記第1の差動トランジスタの出力端子に接続され、上記制御信号に応じた電流を上記第1の差動トランジスタに供給する第1の電流供給回路と、上記第2の差動トランジスタの出力端子に接続され、上記制御信号に応じた電流を上記第2の差動トランジスタに供給する第2の電流供給回路と、上記第1の差動トランジスタの出力端子と上記制御信号の出力端子との間に接続されている第1の負荷容量と、上記第2の差動トランジスタの出力端子と上記制御信号の出力端子との間に接続されている第2の負荷容量とを有するトランスコンダクタ回路。

IPC (3件)：

H03H 11/04 ,  H03H 11/10 ,  H03H 11/24

FI (3件)：

H03H 11/04 D ,  H03H 11/10 ,  H03H 11/24 B

Fターム (9件)：

5J098AA03 ,  5J098AB03 ,  5J098AB13 ,  5J098AC20 ,  5J098AD05 ,  5J098AD26 ,  5J098CA02 ,  5J098CB01 ,  5J098CB09

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 再生信号用可変フィルタ回路
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-361213   出願人：株式会社コパル, 富士通株式会社