特許
J-GLOBAL ID:200903027517778614

ガロア体乗算回路およびガロア体逆元演算回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-124804
公開番号(公開出願番号):特開2000-315201
出願日: 1999年04月30日
公開日(公表日): 2000年11月14日
要約:
【要約】【課題】 演算回路全体の回路規模を低減することが困難であった。【解決手段】 第1の選択回路3は部分体元x0 、部分体元x1 および部分体元x0 ,x1 の和のうちのいずれかを選択し、第2の選択回路6は部分体元y0 、部分体元y1 および部分体元y0 ,y1 の和のうちのいずれかを選択し、選択された部分体元の積が部分体乗算回路7により演算される。第3および第4の部分体加算回路8A,8B並びにスイッチ回路9A,9Bはそれぞれ所定のタイミングにおいて第3および第4の部分体加算回路8A,8Bによる和で、元x,yの積zに対応する記憶回路10A,10Bに記憶された部分体の元z0 ,z1 を累積更新する。
請求項(抜粋):
ガロア体の第1の元と第2の元との積を演算するガロア体乗算回路において、nを奇数とするガロア体GF(22n)の部分体GF(2n )の元であって前記ガロア体GF(22n)の第1の元に対応する第1の部分体元および第2の部分体元の和を第3の部分体元として演算する第1の部分体加算回路と、前記部分体の元であって前記ガロア体GF(22n)の第2の元に対応する第4の部分体元と第5の部分体元との和を第6の部分体元として演算する第2の部分体加算回路と、前記第1の部分体元、前記第2の部分体元および前記第3の部分体元のうちのいずれかを選択する第1の選択回路と、前記第4の部分体元、前記第5の部分体元および前記第6の部分体元のうちのいずれかを選択する第2の選択回路と、前記第1の選択回路により選択された部分体元と前記第2の選択回路により選択された部分体元との積を演算する部分体乗算回路と、前記第1の元および前記第2の元の積に対応する前記部分体の2つの元のうちの一方となる前記部分体の元を記憶する第1の記憶回路と、前記第1の元および前記第2の元の積に対応する前記部分体の2つの元のうちの他方となる前記部分体の元を記憶する第2の記憶回路と、前記第1の記憶回路に記憶された前記部分体の元と前記部分体乗算回路による積との和を演算する第3の部分体加算回路と、前記第2の記憶回路に記憶された前記部分体の元と前記部分体乗算回路による積との和を演算する第4の部分体加算回路と、所定のタイミングにおいて前記第3の部分体加算回路による和で、前記第1の記憶回路に記憶された前記部分体の元を更新する第1の更新回路と、所定のタイミングにおいて前記第4の部分体加算回路による和で、前記第2の記憶回路に記憶された前記部分体の元を更新する第2の更新回路とを備えることを特徴とするガロア体乗算回路。
Fターム (6件):
5B056AA01 ,  5B056AA04 ,  5B056BB00 ,  5B056FF01 ,  5B056FF02 ,  5B056FF05

前のページに戻る