特許
J-GLOBAL ID:200903027518994221

車両における乗員保護装置の作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-019287
公開番号(公開出願番号):特開平7-251702
出願日: 1995年02月07日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 作動させるべき衝撃事象と作動させるべきでない衝撃事象との間を識別して、前者の場合には所望の時限内に車両における衝撃応答装置を作動させる方法を提供する。【構成】 1点検知装置により衝撃事象中に当該車両の減速を検知する。検知した減速を積分して速度を判断する。更に、この速度を積分して車両の変位を判断する。前記減速と予め定めた減速バイアスとの間の差を積分して残留エネルギ密度を求める。この残留エネルギ密度と、その車両の衝突特性に基づいて予め定めた作動しきい値線からのしきい値残留エネルギ密度とを比較して、この残留エネルギ密度が作動しきい値線に等しいか又はこれより大きいときは、その衝撃応答装置を作動させる。
請求項(抜粋):
車両における衝撃応答装置を作動させる方法において、減速バイアス値を定めるステップと、前記衝撃応答装置を作動させるべき時を識別する作動しきい値線を定めるステップと、前記車両の減速を検知するステップと、検知した前記減速と前記減速バイアス値とを比較して検知した前記減速が前記減速バイアス値より大きいか否かを判断するステップと、検知した前記減速が前記減速バイアス値より大きいときは、検知した前記減速に基づいて前記車両の変位を判断するステップと、検知した前記減速から前記減速バイアス値を減算してしきい値減速を発生させるステップと、前記車両の前記変位に対して前記しきい値減速を積分して残留エネルギ密度を判断するステップと、前記残留エネルギ密度及び前記作動しきい値線に基づいて前記衝撃応答装置を作動させるステップとを含むことを特徴とする前記方法。

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