特許
J-GLOBAL ID:200903027522662985

エーテル類の製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-314965
公開番号(公開出願番号):特開平11-060529
出願日: 1997年11月17日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 各種有機化合物の合成中間体となるエーテル類、特にその光学活性体を簡便に、かつ高収率、高光学純度で得る。【解決手段】 一般式1のエポキシド、例えばフェニルグリシジルエーテルもしくは一般式2のエポキシド前駆体にアルコール、例えばフェノールを反応させるに際し、非プロトン性極性溶媒、ニトリル系溶媒又は芳香族系溶媒中でフッ素塩の存在下で反応させるエーテル類、例えば1,3-ジフェノキシ-2-プロパノールの製造方法。
請求項(抜粋):
下記式【化1】(式中R1〜R4は、それぞれ水素原子、ハロゲン原子、炭素数1〜10の飽和もしくは不飽和アルキル基、トリフルオロメチル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ヒドロキシメチル基、アルコキシメチル基、アリルオキシメチル基、アリールオキシメチル基、ベンジルオキシメチル基、トリフェニルメトキシメチル基、アルカノイルオキシメチル基、アロイルオキシメチル基、アルコキシカルボニルメチル基、アリールオキシカルボニルメチル基、アルカノイル基、アロイル基、ホルミル基、カルバモイル基、アルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基または上記の置換基を有するアルキル基を意味し、R1〜R4のいずれか2個の基が隣接する炭素原子またはエチレン橋を介して結合して、シクロアルキレン基を形成してもよい。但し、上記式(1)がエピハロヒドリンを意味する場合を除く。)で表されるエポキシド類または下記式【化2】(上記式中、R1〜R4は式(1)におけるR1〜R4と同じものを意味し、Xは下記アルコールと反応する際に脱離しうる基を意味する。)で表されるエポキシド前駆体に、アルコールをフッ素塩の存在下、非プロトン性極性溶媒、ニトリル系溶媒および芳香族系溶媒から選ばれる溶媒中で反応させることを特徴とするエーテル類の製法。
IPC (6件):
C07C 41/03 ,  C07C 43/178 ,  C07C 43/23 ,  C07C 43/253 ,  C07D317/20 ,  C07M 7:00
FI (5件):
C07C 41/03 ,  C07C 43/178 A ,  C07C 43/23 A ,  C07C 43/253 ,  C07D317/20

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