特許
J-GLOBAL ID:200903027523514904
液体吐出器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
今岡 良夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-234703
公開番号(公開出願番号):特開平10-059404
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 金属スプリングの使用を止め、液体吐出器の材料を合成樹脂に一元化して、資源再利用の可能性を高める。【解決手段】 金属スプリングの代りに、押下げヘッド10と装着筒1との間に板ばね式のばね部材13を介在させて、作動部材6を上方付勢させ、かつ該ばね部材を含めて全構成部材を合成樹脂材で形成した。
請求項(抜粋):
容器体口頸部外面へ嵌合させる装着筒1からシリンダ3を垂下し、かつ該シリンダ内から上方付勢させて、ステム7下部に筒状ピストン8を、かつステム上端にノズル9付き押下げヘッド10を、それぞれ付設した作動部材6を起立させ、該作動部材の上下動で容器体内液体をシリンダ3内へ吸込み、かつ該シリンダ内液体を上記ノズル9から吐出可能に設けた液体吐出器において、上記装着筒1上端の内向きフランジ17の内周部から、ガイド筒18を起立させ、曲折部14a を挟んで延在する上下両帯板14b 、14c を有することで、側面から見てくの字形状に設けたばね板14の上下両端に、同一軸線を有する第1、第2嵌合リング15、16を、上記ばね板の上下両帯板に対してそれぞれ鈍角をなすように固着したばね部材13を設けて、上記第1、第2嵌合リングの軸線が上記ステム7の軸線と一致するように、第1嵌合リング15の上面を上記押下げヘッド10頂壁19から垂下する外周壁21下端に当接させた状態で、該リングを上記押下げヘッド10のステム嵌合筒20外面に嵌着させ、かつ上記第2嵌合リング16の下面を上記内向きフランジ17上面に当接させた状態で、該リングを上記ガイド筒18外面に嵌着させて、作動部材6を上方付勢させ、更に全構成部材を合成樹脂材で形成したことを特徴とする液体吐出器。
前のページに戻る