特許
J-GLOBAL ID:200903027528917276

スポット溶接における電極角度設定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-079339
公開番号(公開出願番号):特開平10-216955
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年08月18日
要約:
【要約】【課題】 スポット溶接において、ワークの被溶接部における溶接状態の均一化を図るとともに溶接時のスパッタの発生を防止する。【解決手段】 溶接ロボット3のティーチング時に、スポット溶接機2の上側のシャンク25に電極に代えて角偏差検出装置5を装着する。角偏差検出装置に、スポット溶接機の加圧作動による進行方向と直交するように検出基準面51aを形成し、この検出基準面に正三角形の各頂点となるよう3個の圧電素子を配設する。ワーク1の被溶接部1aの上面1bに対し検出基準面を押圧し、圧電素子による検出圧力値に基づき、被溶接部の上面と検出基準面との相対角偏差-θx ,-θy を検出する。相対角偏差が零になるように角偏差検出装置の進行方向を変更修正し、この変更修正データを、ティーチングデータとしてコントローラ4の記憶部42に記憶させる。
請求項(抜粋):
溶接ロボットにより行うワークの被溶接部に対するスポット溶接において、上記溶接ロボットの電極の進行方向が上記被溶接部に対し直交する面直方向になるよう上記電極の角度を設定するスポット溶接における電極角度設定方法であって、上記電極を上記面直方向と概略一致する進行方向から上記被溶接部に近付けて対向させ、この状態で、その被溶接部により構成される特定平面と、上記電極の進行方向に直交して上記特定平面に対向する対向平面との間の相対角偏差を検出することにより、上記被溶接部の面直方向に対する上記電極の進行方向の傾き角を検出する傾き角検出工程と、上記傾き角検出工程により検出された傾き角が零になるよう上記電極の進行方向を変更修正する電極角度修正工程とを備えていることを特徴とするスポット溶接における電極角度設定方法。
IPC (10件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 570 ,  B25J 9/06 ,  B25J 9/22 ,  B25J 19/02 ,  B25J 19/04 ,  G01B 7/30 ,  G01B 11/00 ,  G01B 21/22
FI (10件):
B23K 11/24 340 ,  B23K 11/24 336 ,  B23K 11/11 570 Z ,  B25J 9/06 B ,  B25J 9/22 Z ,  B25J 19/02 ,  B25J 19/04 ,  G01B 7/30 B ,  G01B 11/00 B ,  G01B 21/22
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 溶接電極の面直検出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-296680   出願人:日産自動車株式会社
  • 特開昭62-045483
  • 特開昭62-045483

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