特許
J-GLOBAL ID:200903027534900652

多重波高分析装置および放射線監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-344974
公開番号(公開出願番号):特開平6-180369
出願日: 1992年12月25日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】時間的に変動する放射線のエネルギースペクトルを、変動の時間間隔に比べ十分短い時間間隔の測定周期でサンプリングし、サンプリングデータの分析結果を移動加算することにより精度の高いスペクトルプロフィールを得る一方、表示出力はサンプリングの都度繰り返し連続的とみなせる表示を行う。【構成】従来技術の多重波高分析装置では一行構成のチャネルメモリを、多重に重ねた行列構造の行列型チャネルメモリ(7)とし、行列型チャネルメモリの行を測定周期毎に巡回的に更新する巡回アドレス指定加算器(6)を通じて、パルスが入力した時その波高順位分析結果で指定されるチャネルに1を加算する機構を設ける。さらに、上記の測定周期毎に行列型チャネルメモリの格納値を列毎に加算して格納する累計チャネルメモリ(9)を設け、表示および出力回路には累計チャネルメモリ格納データを加算の都度出力する。
請求項(抜粋):
信号源からの種々の波高のパルス信号をデジタル値に変換するA/D変換器と、このA/D変換器の出力を波高値によって区分する順位区分器とを有し、メモリの前記区分に対応するアドレスのメモリ領域に、前記区分の波高を持つパルス信号の個数を蓄積して前記パルス信号の波高分布を分析する多重波高分析装置において、前記メモリは、行アドレスと列アドレスで指定されるメモリ領域を備えた行列型チャネルメモリであり、前記パルス信号の個数を蓄積する前記メモリ領域の行アドレスを、あかじめ定められた時間間隔の測定周期毎に、降順または昇順で指定し、この行アドレス指定の結果最後の行に到達したとき、つぎの指定は最初の行に戻り以下同様に繰り返す巡回アドレス指定加算器と、測定周期毎に、前記行列型チャネルメモリの全ての行に格納されている前記パルス信号の個数データを、各列アドレス毎に加算するチャネルメモリ列データ加算器と、この列データ加算器の加算演算の結果を前記列アドレス毎に格納する1行構成の累計チャネルメモリと、を備えたことを特徴とする多重波高分析装置。
IPC (2件):
G01T 1/36 ,  G01R 19/17

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