特許

J-GLOBAL ID：200903027545610761

形状記憶合金チューブの製造方法

発明者： 鈴木 正夫
出願人/特許権者： 株式会社トーキン
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-273484
公開番号（公開出願番号）：特開2001-096307
出願日： 1999年09月28日
公開日（公表日）： 2001年04月10日
要約：

【要約】【課題】 内壁面の粗さおよびキズが低減可能で、かつ歩留まりが良く、長尺のチューブが得られる形状記憶合金チューブの製造方法を得る。【解決手段】 熱処理温度によってα相とβ相の割合が変化することにより剛性が変化し得るCu-Zn系合金を、前記Ti-Ni系の形状記憶合金の筒体内に芯金として挿入し、熱処理によって、前記Cu-Zn系合金をβ相からα+β相へ変化させて、減面加工するTi-Ni系の形状記憶合金チューブの製造方法であって、芯金であるCu-Zn系合金は、その組成をZnが38.0重量%から44.0重量%の範囲、残部をCuとし、前記Cu-Zn系合金がβ相を呈する500°Cから875°Cの範囲の温度域において焼鈍急冷しβ相化の後、減面加工を行い、前記芯金抜き時は、Cu-Zn系合金がα+β相を呈する400°Cから500°Cの範囲の温度域にて熱処理し、芯金を引き抜くTi-Ni系の形状記憶合金チューブの製造方法とする。

請求項（抜粋）：

Ti-Ni系の形状記憶合金のチューブの製造方法であって、熱処理温度によってα相とβ相の割合が変化することにより剛性が変化し得るCu-Zn系合金を、前記Ti-Ni系の形状記憶合金の筒体内に芯金として挿入し、減面加工と芯金引き抜き時に前記Cu-Zn系合金のα相とβ相の割合を変更することを特徴とするTi-Ni系の形状記憶合金チューブの製造方法。

IPC (12件)：

B21C 1/22 ,  B21C 1/00 ,  B21C 3/14 ,  B21C 3/16 ,  B21C 45/00 ,  C22C 9/04 ,  C22C 14/00 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692 ,  C22F 1/00 694 ,  C22F 1/08

FI (12件)：

B21C 1/22 B ,  B21C 1/00 L ,  B21C 3/14 ,  B21C 3/16 Z ,  B21C 45/00 ,  C22C 9/04 ,  C22C 14/00 Z ,  C22F 1/00 630 L ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 692 A ,  C22F 1/00 694 B ,  C22F 1/08 K

Fターム (4件)：

4E096EA06 ,  4E096EA16 ,  4E096GA03 ,  4E096HA15