特許
J-GLOBAL ID:200903027567056938

多孔質焼結体及び固体電解質型燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-350275
公開番号(公開出願番号):特開平7-196382
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】多孔質焼結体を固体電解質燃料電池の空気極材料としたとき、900〜1000°Cの温度と、室温〜600°Cの温度との間で加熱-冷却サイクルをかけたとき、他の構成材との間でクラックが発生した。このクラックを防止するため、多孔質焼結体に安定性を与えることである。【構成】ペロブスカイト構造のランタンマンガナイトからなる多孔質焼結体。ランタンマンガナイトのAサイトの22%以上、35%以下がカルシウムで置換され、アルミニウム、コバルト、銅、マグネシウム、ニッケル、鉄、チタン及び亜鉛からなる群より選ばれた一種以上の金属原子によって、Bサイトのマンガン原子の一部が置換されており、室温と1000°Cとの間の熱サイクルによって生ずる寸法収縮が熱サイクル1回当たり0.01%以下である。又は、Aサイトの20%以上、40%以下がストロンチウムによって置換されている。
請求項(抜粋):
ペロブスカイト構造のランタンマンガナイトからなる多孔質焼結体であって、前記ランタンマンガナイトのAサイトの22%以上、35%以下がカルシウムによって置換されており、アルミニウム、コバルト、銅、マグネシウム、ニッケル、鉄、チタン及び亜鉛からなる群より選ばれた一種以上の金属原子によって前記ランタンマンガナイトのBサイトのマンガン原子の一部が置換され、室温と1000°Cとの間の熱サイクルによって生ずる寸法収縮が熱サイクル1回当たり0.01%以下であることを特徴とする多孔質焼結体。
IPC (3件):
C04B 38/00 303 ,  C04B 35/50 ,  H01M 8/12

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