特許
J-GLOBAL ID:200903027569517533

ネットワーク仮想化システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 興作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-289295
公開番号(公開出願番号):特開2005-057693
出願日: 2003年08月07日
公開日(公表日): 2005年03月03日
要約:
【課題】 仮想ルータにおいて、スタティックルート、パケットフィルタリング、アドレス変換、トラヒック制御等のパケット転送機能を、ユーザにより制御することが可能なネットワーク仮想化システムを提供する。【解決手段】 ネットワーク仮想化システム101は、共用網107を介してユーザパケットを転送するVPNパケット転送装置102〜105と、ルーチングプロトコル等のユーザ網制御プロトコルを用いてユーザ網内のルータや端末等のノードとユーザパケットの転送処理情報を交換するとともに、パケットフィルタリング、トラヒック制御、アドレス変換等の設定をシステム管理者であるユーザから受け付け、それらの情報をVPNパケット転送装置102〜105に配布するVPN制御装置106とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
個々のユーザ網にそれぞれ接続される複数のVPNパケット転送装置と、ユーザ網に接続されるVPN制御装置とが共有網に接続されて構成されるネットワーク仮想化システムであって、前記VPNパケット転送装置が、共有網を用いてパケットの送受信を行う共用網パケット送受信処理手段と、VPNトンネルIF情報に基づいて、VPNトンネルプロトコルによりカプセル化されたユーザパケットの送受信処理を行うVPNトンネルパケット送受信処理手段と、パケット転送処理情報に基づいてユーザパケットの転送処理を行うユーザパケット転送処理手段と、ユーザ網IF情報に基づいて、ユーザ網に対してユーザパケットの送受信を行うユーザパケット送受信処理手段と、前記VPNトンネルIF情報、パケット転送処理情報及びユーザ網IF情報を設定するためのVPN制御情報の設定及び参照を行うVPN制御情報設定処理手段と、VPN制御プロトコルによりパケットの送受信処理を行うとともに、前記VPN制御情報を設定するVPN制御プロトコル送受信処理手段と、隣接ノード通知プロトコルにより、VPNパケット転送装置に隣接したノードに関する情報を含むパケットの送受信処理を行うとともに、前記ユーザ網IF情報及びVPN制御情報を設定する隣接ノード通知プロトコル送受信処理手段と、VPNトンネル設定プロトコルによりパケットの送受信処理を行うとともに、VPNトンネルを設定し、該設定したVPNトンネルに関する情報を前記VPN情報に設定するトンネル設定プロトコル送受信処理手段とを備え、前記VPN制御装置が、ユーザ網に対してユーザパケットの送受信を行うユーザパケット送受信処理手段と、パケット転送処理情報に基づいてユーザパケットの転送処理を行うユーザパケット転送処理手段と、プロトコル処理情報に基づいてユーザ網の制御プロトコルを処理するユーザ網制御プロトコル処理手段と、VPN制御情報に基づいて、前記VPNパケット転送装置がユーザパケットを転送するために必要な情報を作成するVPN制御情報処理手段と、システム管理者により、前記VPN制御情報及びプロトコル処理情報を設定する情報設定手段と、前記VPN制御情報処理手段により作成された情報を、VPNパケット転送装置に配布するVPN制御プロトコル送受信処理手段と、隣接ノード通知プロトコルによりパケットの送受信を行う隣接ノード通知プロトコル送受信処理手段と、前記複数のVPNパケット転送装置のうちいずれか一のVPNパケット転送装置から、該VPNパケット転送装置に隣接するノードに関する情報を含むパケットを隣接ノード通知プロトコルにより受信し、隣接ノード通知パケット転送情報に基づいて他のVPNパケット転送装置に転送する隣接ノード通知パケット転送処理手段と、共有網を用いてパケットの送受信を行う共用網パケット送受信処理手段とを備え、前記VPNパケット転送装置が、前記VPN制御装置により配布された情報と、前記他のVPNパケット転送装置からVPN制御装置を介して転送された情報とを用いて、ユーザパケットの転送を行うことを特徴とするネットワーク仮想化システム。
IPC (1件):
H04L12/56
FI (1件):
H04L12/56 H
Fターム (4件):
5K030GA15 ,  5K030HA08 ,  5K030HD03 ,  5K030HD08

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