特許
J-GLOBAL ID:200903027570428005

往復動型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149898
公開番号(公開出願番号):特開平11-343974
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月14日
要約:
【要約】【課題】ボア周りのシリンダブロック端面からボア内で圧縮された高圧の冷媒ガスが漏れ出ることを抑制して、かかる冷媒ガスの漏れに起因する圧縮機の性能低下を抑制する。【解決手段】シリンダブロック10と吸入弁44との間にシール部材としてのガスケット45が挟持されている。このガスケット45は、金属板46と、金属板46の両端面に固着されたゴム弾性膜47、48とからなり、環状シール部としての環状ビード部45cを有している。環状ビード部45は、各ボア10aを囲繞し、かつ、吸入弁44の前端面に全周にわたって圧接されることにより、各ボア10a毎のシール性を確保する。このため、ボア10a内で冷媒ガスが圧縮される際に、各ボア10a周りにおいて、シリンダブロック10と吸入弁44との間等から高圧の冷媒ガスが漏れ出ることを抑制することができる。
請求項(抜粋):
複数のボアを並設したシリンダブロックと、該ボアに対応する吸入孔及び吐出孔を貫設した弁板と、吸入室及び吐出室を画設し、該シリンダブロックの外端を閉塞するハウジングと、該シリンダブロック及び該弁板間に介装された吸入弁と、該ハウジング及び該弁板間に介装された吐出弁と、該ボア内を往復動し、該吸入室から吸入した冷媒を圧縮して該吐出室に吐出するピストンとを備えた往復動型圧縮機において、上記シリンダブロックと上記吸入弁との間及び上記弁板と該吸入弁との間のうちの少なくとも一方にはシール部材が挟持され、該シール部材は、各上記ボアを囲繞する環状シール部により各該ボア毎のシール性を確保可能とされていることを特徴とする往復動型圧縮機。
IPC (3件):
F04B 39/00 104 ,  F04B 27/08 ,  F04B 39/10
FI (3件):
F04B 39/00 104 E ,  F04B 39/10 J ,  F04B 27/08 P
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-043650
  • 特開平3-043650

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