特許
J-GLOBAL ID:200903027573626908
再生信号における遅延時間自動補正装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-353359
公開番号(公開出願番号):特開平6-180591
出願日: 1992年12月11日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 聴取者位置で測定信号を測定してその測定値を基に再生信号を補正する遅延時間自動補正装置において、各スピーカから受聴点までの音波の到達時間のバラツキを補正するための最適な遅延パラメータを正確且つ容易に求めることにある。【構成】 マイクロフォン6で受音された測定用パルス信号及び測定用パルス信号発生回路7からの測定用パルス信号が到達時間分析回路9に入力される。到達時間分析回路9ではこれら2つの測定用パルス信号を比較して到達時間を得る。そして、求められたスピーカ51についての到達時間T1が遅延時間計算回路10に記憶される。以下、出力ON/OFF回路3によりスピーカ5を切換え、全てのスピーカについて到達時間を得た後に、遅延時間計算回路10により到達時間の中で最大のものを求め、この最大値から到達時間の各値を差し引いた結果を遅延回路21〜2nに設定する遅延時間とする。
請求項(抜粋):
再生信号を異なる複数の所定帯域に分割出力する帯域分割手段と、前記帯域分割手段による帯域分割出力をそれぞれ再生出力する複数の再生出力手段と、前記帯域分割手段に測定用信号を入力する測定用信号入力手段と、前記帯域分割手段により帯域分割され、前記再生出力手段により再生出力されたそれぞれの測定用信号を所定位置で入力する再生出力入力手段と、前記再生出力入力手段からの前記各測定用信号と測定用信号入力手段からの前記測定用信号とを入力し、これら2つの信号の時間差をそれぞれ検出し、前記各測定用信号毎に時間差を得る時間差検出手段と、前記時間差に基づいて、前記帯域分割手段からの帯域分割出力のそれぞれの遅延時間を算出する遅延時間算出手段と、前記帯域分割手段からの帯域分割出力をそれぞれの設定遅延時間だけ遅延させる複数の分割出力遅延手段と、前記遅延時間算出手段によるそれぞれの遅延時間の計算が終了した後に、得られた各遅延時間を前記対応する各遅延手段に設定する設定手段と、を有し、前記遅延時間算出手段が、前記各測定用信号毎に得られた各時間差のうちの最大値を得た後、該各時間差と該最大値とのそれぞれの減算結果に基づいて各遅延時間を算出することを特徴とする再生信号における遅延時間自動補正装置。
IPC (4件):
G10K 15/00
, G01H 5/00
, H04R 3/00 310
, H04S 1/00
引用特許:
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