特許
J-GLOBAL ID:200903027578155270

柱体の耐震補強方法および繊維シートの定着用治具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久保 司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-275392
公開番号(公開出願番号):特開平11-117541
出願日: 1997年10月08日
公開日(公表日): 1999年04月27日
要約:
【要約】【課題】 曲げ補強用の繊維シートを柱体の周囲に巻回、貼付して柱体の曲げ・剪断補強を図る場合に、柱体の頭部や脚部において繊維シートを簡単な方法で定着でき、しかもそのために繊維シートの強度が損なわれることもなく、剪断破壊先行型の構造物を曲げ破壊先行型に変化させ、靱性を高めることができる。【解決手段】 橋脚や建物の柱2などの柱体の周囲に繊維シート1を貼付して柱体の曲げ耐力と剪断耐力とを向上させる柱体の耐震補強方法において、柱脚などの柱2の端部の周囲に位置させてアンカーボルト11を配設し、柱2の周面に貼付してきた繊維シート1の端部を折り返して筒状に形成し、この筒状部分を押さえバー7,8を有する定着用治具4の前記押さえバー7,8で固定し、該定着用治具4を前記アンカーボルト11に装着して柱2の周囲に配設し繊維シート1を定着する
請求項(抜粋):
橋脚や建物の柱などの柱体の周囲に繊維シートを貼付して柱体の曲げ耐力と剪断耐力とを向上させる柱体の耐震補強方法において、柱脚などの柱体の端部の周囲に位置させてアンカーボルトを配設し、柱体の周面に貼付してきた繊維シートの端部を折り返して筒状に形成し、この筒状部分を押さえバーを有する定着用治具の前記押さえバーで固定し、該定着用治具を前記アンカーボルトに装着して柱体の周囲に配設し繊維シートを定着することを特徴とする柱体の耐震補強方法。

前のページに戻る