特許
J-GLOBAL ID:200903027581517727

コンクリート構造物の補修方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-077167
公開番号(公開出願番号):特開平6-288101
出願日: 1993年04月02日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 コンクリート構造物の補修作業を簡単、確実に行なえ、現場での施工管理の容易な補修方法を提供すること、これに適した装置を提供する。【構成】 コンクリート構造物に巻き付ける補強用繊維に熱可塑性樹脂を混入して長尺の布状に編織しておき、該長尺布状4の補強用繊維の両面を加熱して該熱可塑性樹脂を溶解しながらコンクリート構造物6に巻き付ける。該長尺布4の表裏両面に夫々接触して回転する一対のローラー8を備え、各ローラーの内部に発熱装置7を設ける。【効果】 樹脂を塗布する作業がなくなり、溶融樹脂の温度管理の必要もなく、樹脂による汚れもなく作業性が向上し、貼着面側の熱可塑性樹脂の溶解・含浸を確認しながら作業を行なえ、該長尺布の表裏両面を、内部に発熱装置を備えた一対のローラーで加熱することにより、熱可塑性樹脂の溶解と補強用繊維の圧着を同時に行なえる。
請求項(抜粋):
コンクリート構造物に補強用繊維を巻き付けて補強する方法に於いて、該補強用繊維にポリエチレンやビニロン等の熱可塑性樹脂を混入して長尺の布状に編織しておき、該長尺布状の補強用繊維の両面を加熱して該熱可塑性樹脂を溶解しながらコンクリート構造物に巻き付けることを特徴とするコンクリート構造物の補修方法。

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