特許
J-GLOBAL ID:200903027582370533

マルチキャスト通信サービスのルーチング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯村 雅俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-088140
公開番号(公開出願番号):特開平9-270805
出願日: 1996年04月10日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 ATM網において、ネットワーク内のセル複製機能の配備方法に制約を与えることなく、マルチキャスト通信を可能とする。【解決手段】 ATM交換機内の翻訳部には、通常の方路決定のためのテーブルAと、マルチキャスト通信のためのテーブルBを持つ。信号処理部は、受信した呼設定メッセージ内にマルチキャストルーチングフラグF1が存在しない場合は、そのフラグF1をオンとし(1)、当該交換機がセル複製機能を有し、フラグF1がオンの場合にはオフに設定する(2)。なお呼設定メッセージを端末に送信する場合は、フラグF1は設定しない(4)。翻訳部は、信号処理部からの翻訳指示時に、フラグF1がオンの場合はテーブルBを使用し、フラグF1がオフの場合はテーブルAを使用して方路選択を行う(3)。
請求項(抜粋):
固定長のセルを用いて情報の伝達を行うATM交換機を構成要素とする広帯域ISDN網において、一つの発信端末からの情報セルを網内で複製することにより複数の着信端末に同時に配信するマルチキャスト通信サービスを提供するためのルーチング方法であって、網内の全ての交換機に対し、通常の方路選択を行う第1のルーチングテーブルと、セル複製機能を持つATM交換機に向けた方路選択を行うマルチキャスト通信専用の第2のルーチングテーブルとを配備し、呼設定メッセージ内にセル複製機能を持つATM交換機に到達したことを示すマルチキャストルーチングフラグを設け、前記呼設定メッセージを受信した交換機は、前記マルチキャストルーチングフラグの設定がオンで、自交換機がセル複製機能を持たない場合は、前記第2のルーチングテーブルによりセル複製機能を持つATM交換機に向けた方路選択を行い、前記マルチキャストルーチングフラグをオンに設定した呼設定メッセージを後段交換機に送信し、前記マルチキャストルーチングフラグの設定がオフか、前記マルチキャストルーチングフラグの設定がオンで、自交換機がセル複製機能を持つか、の何れかの場合には、前記第1のルーチングテーブルにより通常の方路選択を行い、前記マルチキャストルーングフラグをオフに設定した呼設定メッセージを後段交換機に送信することを特徴とする、マルチキャスト通信サービスのルーチング方法。
IPC (3件):
H04L 12/28 ,  H04L 12/18 ,  H04Q 3/00
FI (3件):
H04L 11/20 D ,  H04Q 3/00 ,  H04L 11/18

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