特許
J-GLOBAL ID:200903027589534787

枝管の補修工法および補修用スリーブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-065530
公開番号(公開出願番号):特開平6-170946
出願日: 1993年03月24日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】 本管の取付開口部に連結された枝管を補修するとともに、取付開口部も確実にシールする。【構成】 本管A内の取付開口部Cの近傍にスリーブ10を設置する。取付開口部Cの各端部に設けられた各弾性シール部材12が、本管A内周面に圧接されてスリーブ10のスリーブ本体11と間をシールをする。本管A内からスリーブ10の開口部11bを通して枝管B内に、膨張可能な可撓性かつ硬化性のライニングチューブ20を引き込む。ライニングチューブ20を膨張させた状態で、これを硬化させる。これにより、ライニングチューブ20が枝管B内に固定される。また、スリーブ10の開口部11bの周縁部に設けられた環状の弾性シール部材13に、ライニングチューブ20の弾性シート22が圧接されて、両者の間がシールされる。
請求項(抜粋):
本管に設けられた取付開口部に端部が接合された枝管の内周面を、該枝管内に挿入されるライニングチューブによってライニングして、該本管とライニングチューブとの間をシールする枝管の補修工法であって、該取付開口部に対応する開口部を有すると共に、各端部外周面に弾性シール部材がそれぞれ圧接されたスリーブを本管内に挿入する工程と、本管内に挿入された該スリーブの開口部を該取付開口部に対向させて、各弾性シール部材を本管内周面に圧接するように、該スリーブを本管内に固定する工程と、引き込み方式によって、先端側の端部が閉塞され、且つ閉塞端近傍外周面に弾性シートが全周にわたって被覆された膨張可能な可撓性を有する硬化性のライニングチューブを、枝管内の全長にわたって挿入し、その閉塞された先端部を該スリーブ内に位置させる工程と、該ライニングチューブを膨張させて、該弾性シートを介して枝管内周面に圧接させることにより固定する工程と、該ライニングチューブを硬化させる工程と、該スリーブ内に位置するライニングチューブの端部を除去して該ライニングチューブの内部を該スリーブの内部と連通させる工程とを包含する枝管の補修工法。

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