特許
J-GLOBAL ID:200903027597794402

視線入力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西岡 義明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-357935
公開番号(公開出願番号):特開平11-184622
出願日: 1997年12月25日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 比較的簡単な構成のもとに、入力の指示精度を改善し、しかも障害者に対する負担も従来のこの種の装置に比べて軽減することのできる視線入力装置を提供する。【解決手段】 CCDカメラ33からの画像信号は、まず2値化回路41に取り込まれ、あらかじめ設定された閾値を用いた2値化が行われた後、瞳孔・反射点抽出回路42によって、赤外光源31からの赤外光の角膜の反射像の位置、瞳孔画像の中心位置がそれぞれ抽出され、視線検出演算回路43によって、使用者の視線位置が計算され、縮瞳検出回路44に記憶される。縮瞳検出回路44では瞳孔面積および視線移動速度を計測し、瞳孔面積が設定した閾値以下であるときに縮瞳が起こったと判断し、縮瞳が起こった時刻の前後において視線移動速度に変化が起こり、その後視線移動速度が設定した閾値以下になった時に、縮瞳検出回路44は入力確定信号を出力する。
請求項(抜粋):
コンピュータからの指示に従って少なくとも入力指示用画像を表示するディスプレイと,撮像工学系を用いて操作者の視線を検出する視線検出手段と,その検出結果から操作者による画像の注視点を演算し、その注視点を入力指示位置として、入力確定手段からの確定信号の到来によって入力動作を実行する演算手段を備えている視線入力装置において、操作者の瞳孔面積を計測する手段を備え、縮瞳が起こったことを検知しこれを確定信号とする手段を備えたことを特徴とする視線入力装置。

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