特許
J-GLOBAL ID:200903027606289554

加圧流体圧入排出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-094900
公開番号(公開出願番号):特開平7-299835
出願日: 1994年05月09日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 溶融樹脂による閉塞の懸念がなく、圧入された加圧流体が溶融樹脂中へ良好に案内され、かつ成形体の中空部に残る加圧流体の排出を短時間に行うことのできる加圧流体圧入排出装置を提供することを目的とする。【構成】 先端を射出成形金型の空間部に開口させて設けられた通路1の内壁と、その中に挿通され、軸方向に対して前進後退が可能とされた軸芯2とによって形成される加圧流体通路3から加圧流体の圧入と排出を行わせる装置であつて、芯体21と鍔22とからなる特定の軸芯2を用い、芯体21の先端部分21aを通路1の特定の範囲内で前進後退させて加圧流体通路を調節することができ、同時に、鍔22の前面を通路1の後端に当接・離隔させて加圧流体通路を閉止・解放することのできる構造とされた加圧流体圧入排出装置。
請求項(抜粋):
射出成形金型の空間部に開口させて設けられた通路1内に、軸芯2が軸方向に前進後退可能に挿通されており、通路1の内壁と軸芯2とによって形成される加圧流体通路3から、金型空間部に射出された溶融樹脂中に加圧流体を圧入して、この溶融樹脂を型キャビティ面に押圧して中空部を有する成形体とし、成形体を冷却した後に中空部内の加圧流体を排出する加圧流体圧入排出装置において、通路1は、金型を貫通して穿設され、先端は金型空間部に開口し、後端は軸芯2の鍔22の前面に当接可能とされ、金型空間部への開口部近傍の先端部分11は他の部分12より内径が小さくされ、かつ内径が大きくされている部分の適所には加圧流体源に接続される加圧流体口4が穿設されてなり、軸芯2は、芯体21と鍔22とからなり、芯体21の後端が鍔22の前面に固設され鍔22の背面には軸芯駆動機構5が連設されており、芯体21の先端部分21aは通路1の先端部分11と他の部分12との間で前進後退可能とされ、通路1の先端部分11の内壁と先端部21aとで加圧流体は通過できるが溶融樹脂は侵入できない狭隘な隙間を形成可能とされてなり、軸芯駆動機構5の作動により、加圧流体圧入時には芯体21の頭部21hを金型空間部内に突出させた状態で通路1の先端部分11に挿入させ、かつ、鍔22の前面を通路1の後端に当接可能とされ、加圧流体排出時には芯体21の先端部分21aを通路1の他の部分12へ後退させ、かつ、鍔22の前面を通路1の後端から離隔可能とされてなることを特徴とする加圧流体圧入排出装置。
IPC (7件):
B29C 45/00 ,  B29C 45/26 ,  B29C 45/57 ,  B29C 49/06 ,  B29C 49/58 ,  B29C 49/62 ,  B29L 22:00

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