特許
J-GLOBAL ID:200903027628454249

電気アーク炉スラグの粉化防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-093268
公開番号(公開出願番号):特開平9-256024
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【目的】 電気アーク炉ステンレス溶銑スラグの脱硫能を低下することなく粉化を防止する。【構成】 電気アーク炉でステンレス溶銑用の原料及びスラグを溶解後、取鍋に出銑/出滓し、取鍋内攪拌を行った後に除滓する方法において、出銑/出滓前のスラグ塩基度を1.4〜2.2とし、溶銑中のSi濃度をスラグ中酸化クロム濃度(CR%)に応じて、[Si]=0.02・CR〜0.07・CR%の範囲として、取鍋中で酸素雰囲気の制御の下でスラグと溶銑の攪拌を行い、スラグ中の酸化クロムによる溶銑Siの酸化によって塩基度を低下させるとともに改質剤としての含B2 O3 物質をスラグ量に対してB2 O3 換算で、0.45重量%以下の割合で添加することを特徴とする電気アーク炉スラグの粉化防止方法。【効果】 スラグ処理の作業環境を改善し、スラグ処理費を低減すると共にその資源化を可能とする。
請求項(抜粋):
電気アーク炉でステンレス溶銑用の原料及びスラグを溶解後、取鍋に出銑/出滓し、取鍋内攪拌を行った後に除滓する方法において、スラグ中に含B2 O3 物質をスラグ量に対してB2 O3 換算で、0.45重量%以下の割合で添加すると共に、出銑/出滓前のスラグ塩基度を1.4〜2.2とし、溶銑中のSi濃度をスラグ中酸化クロム濃度(CR%)に応じて、[Si]=0.02・CR〜0.07・CR%の範囲として、取鍋中で酸素雰囲気の制御の下でスラグと溶銑の攪拌を行い、スラグ中の酸化クロムによる溶銑[Si]の酸化によって塩基度を低下させることを特徴とする電気アーク炉スラグの粉化防止方法。
IPC (2件):
C21C 5/54 ,  C21C 7/076
FI (2件):
C21C 5/54 ,  C21C 7/076 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開平1-306518
  • 特開平1-259114
  • 特開昭57-161016
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-306518
  • 特開平1-259114
  • 特開昭57-161016

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