特許
J-GLOBAL ID:200903027629036599

プロピレン共重合体フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小西 淳美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-262051
公開番号(公開出願番号):特開平9-076433
出願日: 1995年09月18日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 無延伸ポリプロピレンフィルムは、接着剤層を介して他の基材フィルムと積層された場合(いわゆるラミネートフィルム)、高温度状態での保管においても滑り性が低下することがなく、また、シール性、密封性のよいプロピレンフィルムを定期容器する。【解決手段】 特定のプロピレン共重合体に特定のブロッキング防止剤と特定の脂肪酸アミド系スリップ剤を定量配合した組成物を多層共押出法により製膜することにより得られる。
請求項(抜粋):
全体厚みの10%以上の厚みを有するシール層と、全体厚みの90%未満の厚みを有する支持層にて構成され、また、次に挙げる樹脂成分、すなわち、(A)DSC法による融解ピーク温度が 140°C以下のエチレン含量 3〜 8重量%のプロピレンーエチレンランダム共重合体および/またはエチレン含量 0.5〜 5重量%かつブテンー1含量 3〜25重量%のプロピレンーエチレンーブテンー1ランダム共重合体からなるプロピレンーαオレフィン共重合体樹脂 100重量部。(B)DSC法による融解ピーク温度が 150°C以下のエチレン含量 2〜 8重量%のプロピレンーエチレンランダム共重合体および/またはエチレン含量 0.5〜 5重量%かつブテンー1含量 3〜25重量%のプロピレンーエチレンーブテンー1ランダム共重合体からなるプロピレンーαオレフィン共重合体樹脂 100重量部。(C)シリコーン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリメタクリル酸メチル樹脂から選択される平均粒径 0.5〜 8μmの真球状微粒子であり、微粒子粉末の断面積mm2 をM、微粒子粉末の断面の最長径mmをNmax とした時、f={M/(π/4 )}0.5 /Nmaxで表される真球度fが0.8 以上のブロッキング防止剤0.01〜 1重量部。(D)エルカ酸アミドとベヘニン酸アミドの混合物であり、その混合比率(エルカ酸アミドの重量/ベヘニン酸アミドの重量)が0.2 〜5 である脂肪酸アミド系スリップ剤0.01〜0.2 重量部。を、前記シール層の形成材料は少なくとも上記(A)、(C)および(D)成分から構成され、かつ支持層の形成材料は少なくとも上記(B)および(D)成分から構成されることを特徴とするプロピレン共重合体フィルム。
IPC (3件):
B32B 27/32 ,  B32B 27/18 ,  B32B 27/20
FI (3件):
B32B 27/32 E ,  B32B 27/18 Z ,  B32B 27/20 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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