特許
J-GLOBAL ID:200903027636510590
酸素透過性硬質眼用レンズ材料およびその製法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243272
公開番号(公開出願番号):特開平9-090289
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年04月04日
要約:
【要約】【課題】 光学的な透明性を有し、酸素透過性と機械的特性とに同時にすぐれた硬質眼用レンズ材料および該硬質眼用レンズ材料を容易に製造しうる方法を提供すること。【解決手段】 シリコン含有スチレン誘導体60〜99.9重量%および架橋性モノマー0.1〜20重量%を主成分として含有した重合成分(A)を重合させてえられた重合体からなる架橋された酸素透過性材料と、フッ素を含有していてもよいアルキル基または芳香族環含有基を有する(メタ)アクリレート、フッ素を含有していてもよいアルキル基または芳香族環含有基を有するスチレン誘導体およびモノないしペンタフルオロスチレンから選ばれたモノマーを60重量%以上含有した重合成分(B)を重合させてえられた重合体からなる補強ポリマーとから相互侵入高分子網目構造が形成されてなる光学的に透明な酸素透過性硬質眼用レンズ材料およびその製法。
請求項(抜粋):
一般式(I):【化1】(式中、mおよびnはそれぞれ独立して1〜15の整数、pは0または1を示す)で表わされるシリコン含有スチレン誘導体60〜99.9重量%および架橋性モノマー0.1〜20重量%を主成分として含有した重合成分(A)を重合させてえられた重合体からなる架橋された酸素透過性材料と、一般式(II):【化2】(式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、炭素数6〜10の芳香族環含有基、水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基または水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数6〜10の芳香族環含有基を示す)で表わされるモノマー、一般式(III):【化3】(式中、R3は水素原子、炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、炭素数6〜10の芳香族環含有基、水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数6〜10の芳香族環含有基、一般式(IV):【化4】(式中、R4は炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基、炭素数6〜10の芳香族環含有基、水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数1〜7の直鎖状、分岐鎖状もしくは環状のアルキル基または水素原子の少なくとも1つがフッ素原子で置換された炭素数6〜10の芳香族環含有基、aは0または1を示す)で表わされる基、一般式(V):【化5】(式中、bは0または1〜4の整数を示す)で表わされる基または一般式(VI):【化6】(式中、qは0または1〜7の整数、rは1〜3の整数を示す)で表わされる基を示す)で表わされるモノマーおよび一般式(VII):【化7】(式中、R5、R6、R7、R8およびR9はそれぞれ独立して水素原子またはフッ素原子を示し、R5、R6、R7、R8およびR9の少なくとも1つがフッ素原子である)で表わされるモノマーから選ばれたモノマーを60重量%以上含有した重合成分(B)を重合させてえられた重合体からなる補強ポリマーとから相互侵入高分子網目構造が形成されてなる光学的に透明な酸素透過性硬質眼用レンズ材料。
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