特許
J-GLOBAL ID:200903027637306880

医療用ガイドワイヤ、医療用ガイドワイヤとマイクロカテーテルとの組立体、および医療用ガイドワイヤとバルーンカテーテルとガイディングカテーテルとの組立体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-286825
公開番号(公開出願番号):特開2008-012276
出願日: 2006年10月20日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】重力の作用で垂れ下がり易い先端部内部に浮力室を形成することにより、操作性を向上できる、圧力抵抗利用、及び比重差利用により、前方への推進力を向上させた医療用ガイドワイヤの提供。【解決手段】ガイドワイヤ1のコイル先部31内にはロー付け部10と、気密壁11と、樹脂被覆4とによる浮力室5が形成されている。そして、樹脂被覆4は、湿潤状態時において、コイル体3の伸長時に、コイル体3のコイル素線間の隙間Cに、コイル体3の外径よりも小さい外径の筒状の膜を形成する。これにより、浮力室作用と圧力抵抗増大作用との併用による血管内深部挿入を可能とした。また、樹脂被覆4は、疎水性被覆の第1層41と、親水性被覆の第2層42からなり、湿潤状態時に、樹脂被覆4は、第1層41から第2層42側へ比重が小さくなっていることにより、軽量化を達成し、浮力性能の向上に寄与する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
先端側に放射線不透過材からなる放射線不透過部を有し、前記放射線不透過部の後端側に放射線透過材からなる放射線透過部を有するコイルスプリング体と、 前記コイルスプリング体内に貫挿され、先端側が細径で後端側が太径の芯材とを備え、 前記コイルスプリング体の先端と前記芯材の先端とを気密的に固着し、 前記コイルスプリング体の外周に樹脂被覆を形成し、 前記放射線不透過部の後端部に、前記芯材と前記コイルスプリング体とを気密的に固着する気密壁を設け、 前記樹脂被覆は、前記コイルスプリング体の外周に気密的に被覆されており、湿潤状態時においては、乾燥状態時よりも潤滑性を有するとともに、前記コイルスプリング体の伸長時に、前記コイルスプリング体のコイル素線間の隙間に、前記コイルスプリング体の外径よりも小さい外径の筒状の膜を形成し、 前記放射線不透過部内に、前記コイルスプリング体の先端と前記芯材の先端とを気密的に固着した固着部と、前記気密壁と、前記樹脂被覆とによる浮力室を形成する医療用ガイドワイヤであって、 前記樹脂被覆は、疎水性ポリマーと親水性ポリマーとの混合物からなり、 湿潤状態時に、前記混合物からなる前記樹脂被覆は、内側から外側へ比重が小さくなっていることを特徴とする医療用ガイドワイヤ。
IPC (2件):
A61M 25/01 ,  A61M 25/00
FI (2件):
A61M25/00 450D ,  A61M25/00 306Z
Fターム (19件):
4C167AA01 ,  4C167AA29 ,  4C167BB02 ,  4C167BB06 ,  4C167BB12 ,  4C167BB13 ,  4C167BB38 ,  4C167BB63 ,  4C167CC09 ,  4C167DD01 ,  4C167GG01 ,  4C167GG05 ,  4C167GG07 ,  4C167GG08 ,  4C167GG21 ,  4C167GG22 ,  4C167GG34 ,  4C167HH03 ,  4C167HH20
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (5件)
  • 医療用ガイドワイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-095403   出願人:朝日インテック株式会社
  • 複合マンドレル
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-180899   出願人:クック・インコーポレーテッド
  • 医療用ガイドワイヤ及びその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-110948   出願人:株式会社パイオラックス
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