特許
J-GLOBAL ID:200903027637776828

非焼成色鉛筆芯とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 博光 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166682
公開番号(公開出願番号):特開平5-331406
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1993年12月14日
要約:
【要約】【構成】 非焼成色鉛筆芯の製造において、体質材、顔料、結合材等の配合組成物の調合時にワックス類を調合せず、前記体質材と前記顔料の少なくともいずれかの一部又は全部がフッ素化芳香族化合物で被覆処理された配合組成物を溶剤類及び/又は可塑剤類とともに混練、押出成形した後に、溶剤類、可塑剤類を乾燥除去し、フッ素化芳香族化合物被覆体質材、フッ素化芳香族化合物被覆顔料が濡れにくいことに起因した開気孔を形成させ、この多孔体に油脂類及び/又はワックス類を含浸する。【効果】 当初に油脂類、ワックス類を含浸しないことで、乾燥時にブリードが起らないので、高温短時間の乾燥が可能で製造コストの削減が可能である。格段に優れた曲げ強度、先端強度等の機械的強度および滑らかな書き味と均一な描線を有する非焼成色鉛筆芯が得られる。含浸油脂類、ワックス類を選択することにより、消しゴムで消去できない従来の色鉛筆芯と、消しゴムで容易に消去できる色鉛筆芯のいずれもが作り分けられる。
請求項(抜粋):
顔料、体質材及び結合材を含み、前記顔料と前記体質材の少なくともいずれかの全部又は一部がフッ素化芳香族化合物で被覆されており、かつ、開気孔を有し、前記開気孔に油脂類及び/又はワックス類が含浸されている非焼成色鉛筆芯。
IPC (2件):
C09D 13/00 PUE ,  C09C 3/08 PBU

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