特許
J-GLOBAL ID:200903027641670074

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 悟 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-149440
公開番号(公開出願番号):特開平9-328008
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 ベントモード時の冷風風量増大とバイレベルモード時の上下差温確保のためにエアミックスドアとは並列にマックスクールドアが配置されたエアコンユニットを備えた自動車用空調装置において、ベントモード時の冷風風量増大機能とバイレベルモード時の上下差温確保機能とを高レベルで成立させること。【解決手段】 エアミックスドア7の上に並列配置されるマックスクールドア8をバタフライ型ドアとし、マックスクールドア8が設けられた冷風バイパス通路6を、アッパー冷風通路6aとロア冷風通路6bとに分け、アッパー冷風通路6aの下流側にベントドア9を介してベント吹出口10を配置し、ロア冷風通路6bの下流側にフットドア11を介してフット吹出口12を配置し、マックスクールドア8のエアミックスドア側下部には、ドア全閉から中間開度までのドア開度領域でロア冷風量を制限するロア冷風量制限プレート13を設けた。
請求項(抜粋):
ユニットケース(1)内に配置したエバポレータ(2)を経過した冷風が通る冷風通路のうち冷風メイン通路(5)にエアミックスドア(7)を配置し、冷風バイパス通路(6)にマックスクールドア(8)を配置し、前記エアミックスドア(7)の下流側にはヒータコア(3)を配置し、前記マックスクールドア(8)の下流側にはベントドア(9)を介してベント吹出口(10)を配置すると共にフットドア(11)を介してフット吹出口(12)を配置し、 ベントモード時、マックスクールドア(8)を開くことでベント吹出口(10)からの冷風風量を増大し、また、バイレベルモード時、マックスクールドア(8)を開くことでベント吹出口からのベント吹出温を下げ、ベント吹出温とフット吹出温との上下差温を確保するエアコンユニットを備えた自動車用空調装置において、前記エアミックスドア(7)とマックスクールドア(8)とは、マックスクールドア(8)が上でエアミックスドア(7)が下の上下並列配置とし、前記マックスクールドア(8)を、冷風バイパス通路(6)の中央部に設けられたドア支軸(8a)を中心とする回動により開度制御されるバタフライ型ドアとし、前記冷風バイパス通路(6)を、マックスクールドア(8)のドア支軸(8a)より上部のアッパー冷風通路(6a)とドア支軸(8a)より下部のロア冷風通路(6b)とに分け、前記アッパー冷風通路(6a)の下流側にベントドア(9)を介してベント吹出口(10)を配置し、前記ロア冷風通路(6b)の下流側にフットドア(11)を介してフット吹出口(12)を配置し、マックスクールドア(8)のエアミックスドア側下部には、ドア全閉から中間開度までのドア開度領域でロア冷風量を制限するロア冷風量制限部材(13)を設けたことを特徴とする自動車用空調装置。

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