特許
J-GLOBAL ID:200903027644228321

ディスクブレーキ装置のアジャスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040100
公開番号(公開出願番号):特開2000-240699
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】 軽量化と同時に、ピストンの回り止めとダストブーツに対する遮熱を、安価で組み付け性の良い単一の回り止め手段により実現するディスクブレーキ装置のアジャスタを得る。【解決手段】 摩擦パッド6を押圧するピストン15,16の回り止めを行う回り止め手段80は、単一の板材上に、前記ピストン15,16のブーツ保持溝15a,16aよりも先端側部分が回転不可に嵌入する一対のピストン支持穴80aを貫通形成すると共に、該ピストン支持穴80aの周縁部80bが、前記ピストン15,16に装着された前記ダストブーツ82の外周部よりも張り出すように設定される。
請求項(抜粋):
車輪と一体回転するロータと、このロータに対向配置される一対の摩擦パッドと、一端に一方の摩擦パッドを前記ロータに押圧するピストンの収容部となる駆動機構収容部を有し、他端に他方の摩擦パッドを押圧する爪部を有するキャリパと、前記キャリパを前記ロータの軸方向に移動可能に支持したサポートとを備え、前記摩擦パッドと前記ロータとの間の隙間調整を行うディスクブレーキ装置のアジャスタにおいて、一端を開放した有頭筒状をなすと共に閉じた他端に凹部が形成され、ロータ側に向けて移動可能になされた一対の前記ピストンと、前記ピストンの内周に螺合する一対のアジャスタねじと、前記アジャスタねじの回転動作に応じて前記ピストンが前記ロータ側に進退動作するように該ピストンの回転動作を規制する回り止め手段と、前記駆動機構収容部に回転自在に支持されると共に前記アジャスタねじの端部に固定された一対の伝達ギヤと、これらの伝達ギヤと噛合するアジャスタギヤと、操作レバーの回動操作に応じて前記アジャスタギヤを回転駆動するギヤ駆動機構とを有し、前記回り止め手段は、単一の板材上に、前記ピストンの先端側部分が回転不能に嵌入する一対のピストン支持穴が貫通形成され、該ピストン支持穴の周縁部が前記ピストンに装着されたダストブーツの外周部へ張り出すと共に、前記各ピストン支持穴に、前記ピストンの凹部に係合して各ピストンが回り止め手段に対する相対回転を阻止する係合片を突設し、前記操作レバーにより、前記アジャスタギヤを介して前記伝達ギヤを回動させて、前記アジャスタねじにより前記ピストンをロータ側に送り出すことを特徴としたディスクブレーキ装置のアジャスタ。
Fターム (20件):
3J058AA43 ,  3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA69 ,  3J058AA73 ,  3J058AA77 ,  3J058BA32 ,  3J058BA63 ,  3J058BA64 ,  3J058BA68 ,  3J058CC04 ,  3J058CC36 ,  3J058DA01 ,  3J058DA15 ,  3J058DA23 ,  3J058DA29 ,  3J058DA40 ,  3J058DC17 ,  3J058DD05

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