特許
J-GLOBAL ID:200903027647711708

トロイダル式無段変速機用転動体およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小塩 豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-149258
公開番号(公開出願番号):特開平8-338493
出願日: 1995年06月15日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 転動面での面疲労強度に優れ非転動面での曲げ疲労強度に優れるトロイダル式無段変速機用転動体を提供する。【構成】 転動体の素材として機械構造用鋼を用い転動体を陰極として導電接続すると共に転動面以外に導電性素材の治具をクリアランスdmmで設置し、グロー放電厚さをtmmとした時にd>2tとなる浸炭工程とd≦2tとなる浸炭工程でプラズマ高濃度浸炭処理を施すか、あるいは非導電性素材の治具をクリアランスdmmで設置し、グロー放電厚さをtmmとした時に、d>tとなる浸炭工程とd≦tとなる浸炭工程でプラズマ高濃度浸炭処理を施し、その後焼入れ焼もどしを施して面接触により転動体内部に発生する最大剪断応力の発生深さをZstとした場合に、転動面におけるZst位置で硬さがHv780以上有効硬化層深さが2Zst以上5Zst以下であり非転動面では、表面硬さがHv650以上有効硬化層深さが0.3mm以上4Zst以下とする。
請求項(抜粋):
転動体であるディスクと同じく転動体であるパワーローラとが潤滑油を介して転がり接触して構成されるトロイダル式無段変速機において、前記転動体が機械構造用鋼により形成されていると共にプラズマ高濃度浸炭焼入れおよび焼もどし処理が施されていて、面接触により転動体内部に発生する最大剪断応力の発生深さをZstとした場合に、転動面におけるZst位置で、硬さがHv780以上、有効硬化層深さが2Zst以上5Zst以下であり、非転動面では、表面硬さがHv650以上、有効硬化層深さが0.3mm以上4Zst以下であることを特徴とするトロイダル式無段変速機用転動体。
IPC (4件):
F16H 15/38 ,  C21D 1/06 ,  C21D 9/00 ,  C21D 7/06
FI (4件):
F16H 15/38 ,  C21D 1/06 A ,  C21D 9/00 A ,  C21D 7/06 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)

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