特許
J-GLOBAL ID:200903027648592834

Hブリッジ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-268295
公開番号(公開出願番号):特開平6-119606
出願日: 1992年10月07日
公開日(公表日): 1994年04月28日
要約:
【要約】【目的】磁気ヘッド等のインダクタンスに流す電流を反転させるHブリッジ回路において、電流反転時に発生するフライバックパルスがクランプされ、反転スピードが遅くなるのを防止することを目的とする。【構成】電流の反転する遷移時のみ、切換信号源31A,31Bからの切替信号を微分してトランジスタQ1A,Q1Bのいずれかを導通させることによって、差動増幅器の負荷トランジスタQ11,Q12のベース電位を制御し、負荷抵抗R11,R12に流れる電流が大きくなようにして抵抗R11,12での電圧降下を大きくし、トランジスタQ11,12が定常状態時に非導通状態となる方のトランジスタのベース電位を下げることにより、負荷となる磁気ヘッドのインダクタンスから発生するフライバックパルスが、常状態時に非導通状態となる方のトランジスタを反転させないように構成する。
請求項(抜粋):
磁気ヘッドに流すデータの書き込み電流を反転させるスイッチング機能を有し、前記スイッチングの制御信号であって、互に逆相の関係にある第1および第2の各切換信号源を各差動入力とする第1と第2の各差動増幅器を並列接続し、前記第1の差動増幅器の第1の負荷素子が接続される第1の出力端を、前記第2の差動増幅器の第1の負荷トランジスタの制御端子に、前記第2の差動増幅器の第2の負荷素子が接続される第2の出力端を、前記第2の差動増幅器の第2の負荷トランジスタの制御端子にそれぞれ接続し、前記第2の差動動増幅器の出力端に前記磁気ヘッドを接続するHブリッジ回路において、前記書き込み電流の反転時に、前記磁気ヘッドに発生するフライバックパルスによって前記第1および第2の各負荷トランジスタが導通状態から非導通状態に遷移するときにのみ、前記第1の負荷トランジスタの制御端子または前記第2の負荷トランジスタの制御端子に、パルス状の電圧を印加して前記非導通状態への反転を防止する手段を有することを特徴とするHブリッジ回路。
IPC (2件):
G11B 5/09 311 ,  H03K 17/66

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