特許
J-GLOBAL ID:200903027650530218

引き込み式チャック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-160694
公開番号(公開出願番号):特開2000-343307
出願日: 1999年06月08日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 引き込み式チャックにセンタリング機能を持たせることにある。【解決手段】 シャフト51のガイド溝51aの傾斜部51cを52、53のガイド溝52a、53aの傾斜部52c、53cより長くし、52c、53cは等しく、かつ、その向きを平行部52b(53b)を対称軸とする線対称の向きにする。この構成により、チャック時は、ジョウピース62、63が61より先に回転を終え、62、63、61の全ての把持部がワークWの長手小径部w2を向いた後、それらが一緒にドローバ側に移動しつつ、チャックの中心軸に寄っていってワーク小径部w2 の周面に当接し、その後さらに終点側に移動して、ワークWに圧力を掛けてチャッキング(センタリング)する。ワーク開放時は、ジョウピース61を62、63より先に回転させ、61と63とが干渉しないようになっている。63が先に原点に戻ると、それが邪魔になって61が原点に戻れない。
請求項(抜粋):
旋盤の主軸に固定されるハウジング内に、一端が前記旋盤のドローバに接続され、他端にジョウピースを有する複数の円柱シャフトが前記チャックの中心軸に沿ってドローバから遠ざかる向きに広がる円錐面の等角位の母線上に配設されており、各シャフトの周面には、前記チャックの中心軸方向において各シャフト同士で始点と終点を等しくしたガイド溝が設けられており、各ガイド溝に、ハウジング側に固定されたガイドピンが嵌入しており、前記円柱シャフトを前記ドローバで引いた際に、シャフト自身の軸回りの回動が規制されるようになっている引き込み式チャックにおいて、前記各ガイド溝は、前記シャフトの周面に沿ってシャフトの軸に斜めに交差する傾斜部と平行に走る平行部とがドローバ側からこの順に連設されて形成されており、かつ、前記ドローバを引いた際、前記各ガイドピンが各ガイド溝の前記傾斜部を相対的に移動し終わる位置で前記各ジョウピースのワークの把持部がチャックの中心軸を向き、続いて、前記平行部を移動する途中で前記把持部がワークの周面に当接するようになっていることを特徴とする引き込み式チャック。
Fターム (4件):
3C032BB03 ,  3C032BB08 ,  3C032HH01 ,  3C032HH12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-092011

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