特許
J-GLOBAL ID:200903027653583185

プロポーショニングバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-084263
公開番号(公開出願番号):特開平7-291107
出願日: 1994年04月22日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 マスタシリンダ側が負圧になるときでも、ケーシング内の入力液圧側の貫通穴と段付きプランジャとの間をシールするためのシール部材が容易に抜脱しないようにする。【構成】 マスタシリンダ2と車輪ブレーキシリンダとの間の連通路の一部をなすような、小径貫通穴16aと大径貫通穴17aを有するケーシング15内に、小径部18aと大径部18bとを有する段付きプランジャ18を摺動自在に配設したプロポーショニングバルブ1であって、ケーシング15内に、小径貫通穴16aに隣接して、小径貫通穴16aと段付きプランジャ18の小径部18aとの間をシールするためのシール部材19を配設するとともに、ペダルが急開放してマスタシリンダ2からの入力液圧が負圧のとき、シール部材19の抜脱を防止するための抜け止め手段31,32を段付きプランジャ18の端に配設する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダと車輪ブレーキシリンダとの間の連通路の一部をなすような、小径貫通穴と大径貫通穴とを有するケーシング内に、小径部と大径部とを有する段付きプランジャを摺動自在に配設し、該プランジャをばねにより一方向に付勢して通常は非作動位置に保持させるとともに、該プランジャの小径部側の入力液圧通路と大径部側の出力液圧通路とを連通する連通路を該プランジャ内に形成し、該プランジャの小径部と大径部とにそれぞれブレーキ液圧を作用させて、その受圧面積差により該プランジャを前記非作動位置から前記ばねの付勢方向に抗して変位させ、かつ前記ケーシング内の入力液圧通路側に、該プランジャの前記連通路の端をバルブシートとするバルブを遊挿状態で配設して、前記段付きプランジャの非作動時には前記バルブを開放状態にし、前記段付きプランジャの作動時には前記バルブを開閉状態にさせるプロポーショニングバルブにおいて、前記ケーシング内に、前記小径貫通穴に隣接して、該小径貫通穴と前記段付きプランジャの小径部との間をシールするためのシール部材を配設するとともに、前記段付きプランジャの最大作動位置で、該シール部材の抜脱を防止するための抜け止め手段を前記段付きプランジャの端に配設または形成したことを特徴とするプロポーショニングバルブ。
IPC (2件):
B60T 8/26 ,  B60T 11/28

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