特許
J-GLOBAL ID:200903027659266300

孔または空隙を有する材料における接合素子の留め方法および留め用接合素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 行一 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-544622
公開番号(公開出願番号):特表2001-524188
出願日: 1998年03月19日
公開日(公表日): 2001年11月27日
要約:
【要約】詳細には木製または木製状の材料といった多孔質材料から作られた2つの部品(1、2)と共に接合される接合ピン(3.2)は、予め決められた留め箇所(31、33)において多孔質材料に留められる。この目的のために、閉端部(41)を有する穴(4.2)は部品(1、2)において作られる。力消費なしで接合ピン(3.2)が穴に概ね挿入されることができ且つ第1の所定位置に位置決め可能であり、また、もし接合ピン(3.2)が押力(F)で第2の所定位置における穴により深く押し込められるならば、少なくとも1つの留め箇所(31、33)において接合ピン(3.2)と穴(4.2)の壁面との間で圧力が高められるように、この穴(4.2)の形状は接合ピン(3.2)に調和される。計画されたやり方において、予め決められた留め箇所(31、33)で接合ピン(3.2)の熱可塑性材料が可塑化されるように、その接合ピンにエネルギーが供給される。局在的に可塑化されたプラスチック材料は局在圧力によって部品の多孔質材料に押し込まれ、局在的でありかつ巨視的な留め具(10,、20)を形成する。接合ピン(3.2)は、例えば全体的に熱可塑性材料で作られ、かつ可塑化するためのエネルギーは超音波振動によって接合ピンに供給される。
請求項(抜粋):
部品(1)が、空隙(11.1)を有する多孔質材料で形成されるか、または空隙が 圧力によって生成され得る多孔質材料であって、 内側の閉端部(41)で穴(4、4.1-4.4)に挿入される接合素子で、 接合素子(3、3.1-3.4)が第1の所定位置における穴に配置され、それからその接合素子が、穴の軸に概ね平行に向けられた押力(F)で穴の第1の所定位置から第2の所定位置により深く押し付けられることを特徴とし、 接合素子が力消費なしで第1の所定位置に概ね配置され、かつ第2の所定位置に押し付けられるとき、少なくとも1つの予め決められた留め箇所(31、33)において接合素子(3、3.1-3.4)と穴(4、4.1-4.4)の壁面との間に圧力が高まるようにお互いが調和する接合素子(3、3.1-3.4)および穴(4、4.1-4.4)で、 予め決められた留め箇所(31、33)の付近に少なくとも熱可塑性材料から作られた接合素子で、また接合素子を第2の所定位置に押し込んでいる間に、熱可塑性材料が少なくとも1つの予め決められた留め箇所(31、33)の付近で可塑化され、かつ圧力によってその熱可塑性材料が部品1の孔または空隙に押し込まれ、かつ巨視的な留め具(10、20)が形成されるようなやり方でエネルギーが接合素子に供給される、部品(1)における接合素子(3、3.1-3.4)を留める方法。
IPC (4件):
F16B 12/12 ,  E04B 1/48 ,  F16B 11/00 ,  F16B 13/00
FI (4件):
F16B 12/12 Z ,  E04B 1/48 Z ,  F16B 11/00 E ,  F16B 13/00
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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