特許
J-GLOBAL ID:200903027667983380

複数領域に対する空気調和設備とその運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-210630
公開番号(公開出願番号):特開平5-052380
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】原子力発電所等機械電気設備室等は人が点検等により入域する場合は作業に適した環境温度を必要とするが、入域しない場合には、より高い温度条件まで許容できる。本発明は入域する室のみ、冷暖房を自動的に強化する制御方式に関するものである。【構成】空調器1により取入れられる外気は加熱又は冷却されたのち、ファン4により、各エリアの空調機11,19,21及び23等に供給される。前述の各エリア空調機は空調機制御盤30により、盤内に内蔵した空調機運転開始シミュレータ32,空調機切替指令器34及び任意入室信号発信器33により、制御指令が出され入域時のみ冷暖房能力が強化されるように計画している。【効果】(1)人が入域している室に対してのみ、自動的に空調強化を行うことができる。(2)冷暖房能力強化が局所に限定(全体の5〜10%程度)できるので設備容量アップ設備の余裕(5〜10%)の範囲で対応できる。
請求項(抜粋):
複数の領域に各々配備された複数の空気調和機と、前記各領域ごとに各空気調和機は前記空気調和機による空気調和温度を人の環境温度とその他の環境温度とを含む複数段に運転切替信号を受けて切替える温度制御機器を備えた空気調和設備において、予め設定された時間スケジュールにより前記運転切替信号を前記各温度制御機器に与える制御手段と、前記各領域に対応して配備された前記各領域ごとの人の入退域を検出する各検出器と、前記検出器からの入域検出信号に基づいてその検出器に対応した前記空気調和器の前記温度制御機器に前記人の環境温度への前記運転切替信号を与え、退域検出信号に基づいて前記他の環境温度への前記運転切替信号を与える制御手段とを備えた複数領域に対する空気調和設備。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭60-102131
  • 特開昭61-223444

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