特許
J-GLOBAL ID:200903027672231192

投影単レンズビデオプロジェクター用浸漬ダイクロイックシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-524267
公開番号(公開出願番号):特表平8-510335
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】LCLV投影システム(10)は、反射型液晶ライトバルブ(38,40,42)群と偏光子/検光子(26)との間に色分離用ダイクロイックミラー(50,52)を配置し、この偏光子/検光子(26)で投影単レンズ(34)が高コントラストで効率よくかつ色分離して単一の線形偏光状態の光束でもって全色を投影できるようにしている。この偏光子/検光子(26)は、単一偏光状態の光束を一対のダイクロイックフィルターへ指向させて、これにより光束を3つの異なる色の光束に分離して、これらの光を3つの異なる反射型液晶ライトバルブ(38,40,42)へそれぞれ導く。ライトバルブは、各色の光束を偏光状態を変化させてダイクロイックフィルター(50,52)へ反射回帰させ、これにより3つの色の光束が結合され単一の結合多色光束を得、この結合多色光束を偏光子/検光子(26)を通してプロジェクションシステムの投影単レンズ(34)に導く。偏光子/検光子(26)とダイクロイックフィルター(50,52)とは、ダイクロイックフィルター(50,52)の基板とほぼ同じ屈折率の光学流体で満たされた容器(28)に封入されており、これにより投影レンズ(34)の後方焦点距離が効率的に増大できる。
請求項(抜粋):
光学プロジェクションシステムにして、 第1の配向の線形偏光状態光の光源と、 3つの液晶ライトバルブ(LCLV)と、 前記LCLVを駆動する手段と、 前記光源からの偏光状態の光を入力し反射するように配置された偏光子/検光子と、 前記偏光子/検光子から反射された光の経路に配置され、第1波長帯の光を第1LCLVへと反射し、第2と第3の波長帯の光を透過する第1ダイクロイックフィルターと、 前記第2と第3の波長帯の光を反射および透過してそれぞれ第2と第3のLCLVに導くと共に、前記駆動手段により前記LCLVの選定領域が前記光源からの入射光の偏光を回転し、また該LCLVによる光の反射により該光を入射経路に沿って回帰させる第2のダイクロイックフィルターであって、さらに前記3つの波長帯の光を前記第1と第2のダイクロイックフィルターを逆方向に通過した際に再結合させて結合光を得て、回転された偏光により選定領域で該結合光を前記偏光子/検光子で導くようにした配置した第2ダイクロイックフィルターと、 透明非気体光学媒体がほぼ満たされ、少なくとも前記第1と第2のダイクロイックフィルターおよび前記偏光子/検光子を封入し、前記第1と第2のダイクロイックフィルターと前記偏光子/検光子との間の光の経路が該光学媒体を縦断するようにした容器と、 を有する光学プロジェクションシステム。
IPC (4件):
G03B 21/00 ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 525 ,  G03B 33/12
FI (4件):
G03B 21/00 D ,  G02F 1/13 505 ,  G02F 1/1335 525 ,  G03B 33/12

前のページに戻る