特許
J-GLOBAL ID:200903027673599860

ポリフェノール含有量の高いココアパウダー、その製法及びそれを配合した調整ココア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 功 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999003108
公開番号(公開出願番号):WO1999-065322
出願日: 1999年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月23日
要約:
【要約】本発明はカカオ豆の処理方法、殊にポリフェノール含有量が高いココアパウダー、その製法及びそれを配合した調整ココアを提供する。本発明によれば、カカオニブのロースト処理に際して初期水分量を3-10重量%に設定することによりカカオ豆が含有しているポリフェノールを極力多量に残存させる。ポリフェノールは抗酸化作用、抗齲蝕作用、動脈硬化予防作用等の生物学的に好ましい種々の機能を有しているが、渋みや苦みを呈するので風味的には好ましい成分とは云えず、従来ココアパウダーの製造に際しては除去するための操作が行われてきたが、本発明においてはカカオニブのロースト処理に先立つアルカリ処理において水分量を3-10重量%に設定することにより渋みや苦みを抑制する。従って、本発明は風味が良好な高機能性ココアパウダーを提供する。
請求項(抜粋):
カカオニブを初期水分含有量3-10重量%でロースト処理した後に磨砕、搾油、粉砕を順次行うことを特徴とする、ポリフェノール含有量が高いココアパウダーの製法。
IPC (1件):
A23G 1/00

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