特許
J-GLOBAL ID:200903027684996607

混合処理土の品質試験方法及び品質試験システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038404
公開番号(公開出願番号):特開平7-248327
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】土質安定処理工法の施工現場あるいはその近傍において、簡易な設備により混合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量を容易かつ迅速に測定することのできる混合処理土の品質試験方法及び品質試験システムを提供する。【構成】混合処理土の品質試験システム20は、試料採取装置21と、測定装置22と、演算制御装置23とによって構成される。試料採取装置21は、移動レール25と、これ沿って移動する試料採取容器部26とからなり、採取した試料を測定装置22内のデュア瓶27に受け渡す。測定装置22は、デュア瓶27を水平移動するためのターンテーブル28と、これの上方に順次配設された、第1の温度計30、塩酸添加装置31、及び第2の温度計32とによって構成される。演算制御装置23は測定装置22からの測定データを演算し、その結果を予め検量したセメントの含有量と温度上昇との相関関係に当てはめて、混合処理土中のセメントの含有量を求めるとともに、試料採取、容器への投入、質量測定、試料温度測定、塩酸温度測定等のシステムの要素を制御する。
請求項(抜粋):
各種のセメントあるいは石灰を添加混合することにより、土の力学的性質を改善して地盤を安定処理するための土質安定処理工法において使用する、混合処理土の品質を試験するための混合処理土の品質試験方法であって、混合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量と、該混合処理土に塩酸を添加した時の温度上昇との相関関係を予め検量し、施工中の混合処理土から採取した試料に塩酸を添加してその温度上昇を測定し、該温度上昇の測定値を前記予め検量した相関関係に当てはめることにより、施工中の混合処理土中のセメントあるいは石灰の含有量を求めることを特徴とする混合処理土の品質試験方法。
IPC (3件):
G01N 33/24 ,  E02D 1/02 ,  E02D 3/12

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