特許
J-GLOBAL ID:200903027688436959

自動車の車体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-230534
公開番号(公開出願番号):特開2000-053019
出願日: 1998年08月17日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 車体寸法のコンパクト化と乗員減速度の低減とをより一層高次元に両立し得る変形モードを実現可能な自動車の車体構造を提供する。【解決手段】 衝突時に減速度の作用方向に沿う圧縮荷重を受ける反力発生メンバ1を、共に圧縮変形でストロークを吸収する少なくとも2つの部分を直列に配置したものとし、前記2つの部分のうちの一方の部分1fの塑性変形応力を、他方の部分1rの降伏点応力よりも低く、かつ他方の部分の塑性変形応力よりも高い値に設定すると共に、一方の部分に、他方の部分の降伏点応力よりも低い値で塑性変形を開始するようにするための応力集中部4を設けたものとする。これによれば、衝突初期に高く、かつ衝突中盤以降に低くなる車体減速度を実現することができる。
請求項(抜粋):
衝突時に減速度の作用方向に沿う圧縮荷重を受ける反力発生メンバを備える自動車の車体構造であって、前記メンバが、共に圧縮変形でストロークを吸収する少なくとも2つの部分を直列に配置したものからなり、前記2つの部分のうちの一方の部分の塑性変形応力を、他方の部分の降伏点応力よりも低く、かつ他方の部分の塑性変形応力よりも高い値に設定すると共に、前記一方の部分に、他方の部分の降伏点応力よりも低い値で塑性変形を開始するようにするための応力集中部を設けたことを特徴とする自動車の車体構造。

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