特許
J-GLOBAL ID:200903027691841074

蒸気圧縮式冷凍サイクル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243823
公開番号(公開出願番号):特開平10-089785
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 超臨界域で作動するCO2 サイクルを効率良く運転するとともに、急速冷房時など熱負荷が大きくなったときにも、十分な冷凍能力を発揮させるこができる。【解決手段】 放熱器2出口側と蒸発器4入口側との圧力差ΔPが、放熱器2出口側のCO2 温度に基づいて選定される目標圧力差となるように減圧装置3の開度を制御する。これにより、放熱器2出口側の冷媒圧力は、蒸発器4の熱負荷の増減に呼応して増減するので、熱負荷に応じた冷凍能力を発揮することができる。また、目標圧力差を最適制御線ηmax と一致させることにより、CO2 サイクルを効率良く運転することができる。
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(1)と、前記圧縮機(1)で圧縮された前記冷媒を冷却し、内部の圧力が前記冷媒の臨界圧力を越える放熱器(2)と、前記放熱器(2)から流出した前記冷媒を減圧する減圧装置(3)と、前記減圧装置(3)にて減圧された冷媒を蒸発させる蒸発器(4)とを有し、前記蒸発器(4)の熱負荷が所定値以下のときは、前記圧縮機(1)の圧縮仕事に対する前記蒸発器(4)の冷凍能力の比が大きくなるように前記減圧装置(3)の開度を調節し、さらに、前記蒸発器(4)の熱負荷が所定値を越えたときは、前記熱負荷の上昇に応じて前記減圧装置(3)の開度を小さくすることを特徴とする蒸気圧縮式冷凍サイクル。
IPC (3件):
F25B 1/00 395 ,  F25B 1/00 304 ,  F25B 9/00
FI (3件):
F25B 1/00 395 Z ,  F25B 1/00 304 Q ,  F25B 9/00 Z

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